ストイックで厳しい上司だと思っていた乃木に仮の恋人になることを提案された知紗。「ずっとお前が欲しかった」二人きりになった途端、雄の気配を纏った彼に甘く囁かれ、胸のときめきが止まらない。優しいキスが次第に荒々しさを増せば、心が彼を求める。欲望に滾った剛直で貫かれ、あられもなく乱れて――。オトナな色香を放つ男に愛され尽くす、嘘から始まる淫らな渇愛。
Posted by ブクログ 2023年01月15日
作家買い。自己肯定感も低かった知紗が乃木に鍛えられた自分に自信を持ち、終盤乃木を思って離れる決意をして新天地へと羽ばたく自立した女性なのが良かった。元カレも最初は最悪、と思ったけど知紗への劣等感からの行動で終盤は知紗と乃木のために動いて「憎めない」男。乃木サイドも描かれていて執着しない男乃木の心の変...続きを読む
ヒーローを揺るぎない気持ちで一途に思い続けるヒロイン。そこには一緒に仕事をし、なんとか食らいついていった2年間が根底にあったからなんでしょうね。
信じ続けるって深い、そして強いなぁ。
内容は良いと思います。でもHシーンを大幅にカットされた感じがします。それ故に辛口で星3とさせて頂きました。あと、副社長親子に対して、ヒーローはどのようにしたのか、もう少し詳しく読みたかったです。
表紙のヒーローかっこいいです。
孤高のヒーローが愛を知って追いかける、ヒロインの強く揺るがない信じる心が素敵過ぎて、続きが気になってあっという間に読んでしまいます。
素敵な舞台とストーリーが、二人のお互いを思う気持ちとリンクしてハラハラしたり、泣けてしまったりします。
いつまでもこの2人を見ていたいので、続編を希望します!