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日本人の創造力の源。
〈本書には、明確な主張がある。それは、世界を知ろうと思う人は、まず足元を見つめよ、ということである〉。
悠久の歴史の中で培われてきた日本人の思考や行動原理。自らの足元を見つめ直し、咀嚼し、理解することでグローバル社会での羅針盤が見えてくる――。
〈『古事記』『日本書紀』に池造りの記事が多い理由〉
〈「おてんとうさまが見ている」は恐ろしい道徳教育〉
〈日本の「何でも教」は教会で七五三を祝ってしまう〉
〈「大愚」であることが求められる日本のリーダー〉
〈床の間と芸の道から考える日本的なおもてなし〉
〈大陸、半島、島国――。東アジア三か国の宿命〉など、昭和のベストセラー『梅干と日本刀』(樋口清之著)を彷彿とさせる読みやすく、わかりやすい文章で、日本文化の深淵に迫る好著。〈ホモ・サピエンスは、食糧交換もするが、幸福も交換し合うのである〉〈歴史とは何かものごとを考える時に、ひとつの指針を与えてくれる知恵そのものなのである〉――読めば、ストンと腹に落ちてくるフレーズが多数収録。
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Posted by ブクログ
日本古来の知恵文化で気になったのは、「日本は和がないと成り立たない社会」を築いてきたこと、かも知れない。例えば日本の会議は長く、多いのは「全会一致」を基本とする風習が今も根付いている事、リーダーとは強力なリーダーシップを発揮する人ではなく、また迅速な判断を下すことでもない、能力が無い人でも信用力のある人が求められる、と言う。そこには「和」を求めた根回しが出来、公平な対話(嘆願)ができる人に映る。また、日本政治は義務と権利、主義や主張では動かない、代議士それぞれに上役から恩を与えることで「恩返し」(貢ぎ=御恩と奉公)を求める世界であること、が気になった。
「小田原評定」(北条家の長く多い結論が出ない会議)vs「小山評定」(家康の上杉討伐を即中止、石田三成軍討伐に切り替えた会議)
日本の芸術(易しいことを磨く)には「型」が基本、よって「型破り」もある
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