象牛

象牛

1,925円 (税込)

9pt

3.5

自分を弄んだ男性教師を追ってたどり着いたインド・ガンジス河岸の聖地。傷心の女子大生は、ここでも「象牛」なる謎の存在に翻弄される。果たして彼女はこの懊悩から解脱できるのか――表題作の他、大阪「比ラカ駄(ひらかた)」を流れる淀川河岸を舞台に、恋に似た短く激しい熱情を描く「星曝し」を収める、芥川賞受賞後初の作品集。※「ラ」は手偏に「羅」、「カ」は「加」の下に「可」

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象牛 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2022年01月22日

    読書開始日:2022年1月15日
    読書終了日:2022年1月22日
    所感
    【象牛】
    やっぱりどこか著者作品は爽快感がある。
    本作もとても好みだった。
    最終シーンは百年泥と同じくらい爽やか。
    ぶらつくか、目的地を決めるか。
    全ての過去を「バス!」
    目的地へ進み始めた。
    片桐、岩本、どちらも格好いい。
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    0

    Posted by ブクログ 2021年03月13日

    ちょっと衝撃的にわけのわからない2篇を収録した1冊。タイトルの「象牛」はインド、もう1篇の「星曝し」は大阪を舞台にしている。そもそも“象牛”とはなんぞや? というところから始まり、男女の生殖器にそっくりな“リンガ茸”なる生物も登場する。普通に読めばまあ真っ当な小説ではあるのだが、なにしろ生も死も性も...続きを読む

    0

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