わたしが鳥になる日

わたしが鳥になる日

傷ついた心に響く希望に満ちた物語。

わたしは、鳥。翼は、ブルーだ。
その翼で飛んで自分の家を見つける。
ついにその時が来た。
あとは枝をけって飛びだせばいい。
わたしは空を飛ぶ。


主人公の少女デセンバーは、鳥が大好きで『鳥類完全ガイド』を丸暗記している。そして、自分も鳥で、背中から翼が生えてくると信じていた。ある日、動物保護センターで傷ついたノスリが自力で飛ぶ訓練をすることになる。

空を飛びたいと願う11歳の少女の悲しくも希望に満ちた感動物語。

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わたしが鳥になる日 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2021年12月14日

    痛々しい話だった。デセンバーの心の傷の深さが突き刺さる。
    「私は鳥になって飛び立つ」だから背中の傷は羽根が生えるためにあると思うことで、現実の辛さから目を背け生きている。そうでなければ生きていけないのだろう。
    鳥になり、樹の上から飛び立ち(飛び降り)何度も怪我をするデセンバー。
    現実からの逃避が痛々...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2021年04月05日

    さまざまな里親のもとを転々としてきた11歳の少女デセンバーの物語。

    つらい境遇で心にも体にもトラウマを負った彼女が望むのは、いつの日か鳥になってひとり自由に飛び立つこと。だから新しい里親のエリナーが親切にしてくれても、信頼したりいついたりすることはできない……。

    すごいのは、デセンバーが、いつか...続きを読む

    0
    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2022年10月24日

    清涼剤的な爽やかな読み応えの本を探していて、直感だけで選んだ本。

    一部大当たり、一部ハズレ。

    里親を点々とする11歳の女の子の出会う大人達、同世代の子どもたちとのストーリーは案の定 爽やかさ一辺倒ではなく重たい背景も備えていた。しかも自分は母親においてゆかれたという幼少時代を持ち心身ともに傷跡は...続きを読む

    0

わたしが鳥になる日 の詳細情報

  • カテゴリ
    小説・文芸
  • ジャンル
    小説 / 海外小説
  • 出版社
    小学館
  • ページ数
    288ページ
  • 電子版発売日
    2021年02月24日
  • コンテンツ形式
    EPUB
  • サイズ(目安)
    2MB

閲覧環境

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