陸海の交錯 明朝の興亡

陸海の交錯 明朝の興亡

作者名 :
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作品内容

中華と夷狄の抗争、華北と江南の対立、草原と海洋の相克――明の時代とは、このような混沌とした状況に対する解答であった。第四巻は、一四世紀の元末から清が台頭する一七世紀まで、三〇〇年にわたる明の興亡を描く。中国社会の多元性・多様性に対して、一元化・画一化の力学がどのように働いたのか、その顛末がここにある。

カテゴリ
ビジネス・実用
ジャンル
学術・語学 / 教育
出版社
岩波書店
掲載誌・レーベル
岩波新書
ページ数
266ページ
電子版発売日
2021年02月25日
紙の本の発売
2020年05月
コンテンツ形式
EPUB
サイズ(目安)
10MB

陸海の交錯 明朝の興亡 のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ 2021年01月20日

    明初体制は「固い体制」 だった。それは里甲制、身分・職業・移動の規制、現物経済の維持、朝貢一元体制などあらゆる面で国家が社会に規制をかけるものだった。この体制はそれまでの①中華と夷狄の抗争、②華北と江南の対立、③大陸中国と海洋中国の相克、これらを克服するのに必要だったのである。それは「近代世界システ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2021年03月14日

    第3巻は明代史。第1巻では中華と夷狄の抗争、第2巻では華北と江南の南北対立、第3巻では草原を含む大陸中国と東南沿岸の中国との相克を描く。筆者は、明初はこれらをなんとか統一王朝に整理・収斂され、多様化・多元化にも一元化・画一化の枠がはめられた時代と説く。この体制はやがて弛緩し、破綻して清朝の時代を迎え...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2020年09月10日

    中華王朝の特徴として本シリーズでは3つの対抗基軸があげられている。
    ①中華と夷狄、②華北と江南、③大陸中国と海洋中国
    この3つにまがりなりにもケリをつけたのが明王朝というわけだ。北の権力で豊かな南方を支配する体制だけど、経済と流通の発展が国のあり方を変えていくことになる。そして最後の中華王朝になるわ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2020年09月05日

    これまで詳しくなかった明朝について、見通しを得た。
    モンゴル(元朝)の退潮後、どのように立て直すか?が課題だった明初。中国の秦に発する国家が社会をコントロールする流れ、それは見た目は儒家で、やっていることは国家の支配論理(法家)。これはおそらく現代の中国でも流れている、西洋の近代思想とは違う流れ。中...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2020年06月16日

    明という時代の重みが伝わるコンパクトだが考えさせられる良書。
    明が何を背景に生まれ、何を重荷として滅亡に至るのかを考える重要性を学んだ。

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    Posted by ブクログ 2020年06月02日

    岩波新書の「シリーズ中国の歴史④」は、「陸海の交錯ー明朝の興亡」と題された1冊。これまでの3冊とは異なり、単一の明朝300年の歴史叙述にフォーカスされる。

    ①中華と夷狄の抗争、②華北と江南の南北の対立、③草原を含む大陸中国と東南沿海の海洋中国との相克、以上の3つの対抗軸が「明初体制」によっていった...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2020年06月01日

    明というのは混迷を窮めた時代であったことが痛切に描かれている。
    特に、時の権力者たちについては手厳しい論評が目立つ。

    経済の発展、社会階層の融和。現代の感覚でいうと是であるこれらの要素が国家衰亡の一因であるというのには不思議な感覚をおぼえるが、こと民主的な社会においては治世の巧拙が命綱ということな...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2020年09月28日

     明朝というと、洪武帝が創業の功臣や臣下を何度もかつ大量に処罰し、皇帝専制体制を打ち立てたこと、甥建文帝から永楽帝が帝位を簒奪したこと、鄭和の大遠征、北虜南倭、前期倭寇・後期倭寇、秀吉の朝鮮出兵といった断片的なトピックとしての知識くらいしかなかった。

     
     著者は本書において、明朝の歴史的意義を次...続きを読む

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