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天使になった子の写真を胸に、あれからもう13年が過ぎた。
レイチェルは18歳でドミニクと恋に落ち、結婚した。その若すぎる結婚は、妊娠が理由だったため、ドミニクが大学進学を延期して働き、ふたりで出産に備えた。ところが、赤ん坊を亡くす不幸に見舞われ、その日を境に、ふたりは未来も、希望も……愛さえもわからなくなってしまった。離婚後、レイチェルは看護師として自立し、今ようやく心の痛手を乗り越えて、再出発できそうだった。なのに、移り住んだロンドンで、しかも新たな勤め先の病院で、医師になったドミニクと再会するとは!とたんに、亡き息子と3人で撮った最後の写真の記憶が甦り……。
■HQロマンスでも大活躍のスター作家キャロル・マリネッリが贈る、感涙必至の珠玉作! ドミニクとの再会を機に、失った小さな命の大きさを痛感し、今ふたたび胸を締めつけられるレイチェル。かつては幼すぎて、なすすべなく手放してしまった愛の再生物語です。
Posted by ブクログ 2021年05月13日
救急科の看護師として働くヒロインの元に別れた夫のヒーローが麻酔科医としてやってきた。
二人は若い頃に結婚し、子供を流産したあとに別れていた。
ヒロインは幼い頃に母親を亡くして以来感情を抑えて生きてきたので、夫だったヒーローにも全てをさらけ出していたわけではなかった。
そんなヒロインが終盤大泣きすぐ...続きを読む
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