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Posted by ブクログ 2022年01月26日
登場人物4人の視点をスイッチしながら、描かれている。最初は掴めず、迷子になりそうだった。でも、そこはヤング向けだからか、ややこしくならずにうまく描き分けていると感じた。慣れてくると、その視点の変化が臨場感にもスピード感にもなって、どんどん読み進められた。
戦争は全ての人を傷つける。そう思い起こす作品...続きを読む
Posted by ブクログ 2018年05月17日
第二次世界大戦末期、ソ連軍が侵攻する東プロイセンから市民をバルト海に逃す「ハンニバル作戦」を題材にしたヤングアダルト向き小説。立場も状況も違う4人の若者の視点入れ替えながら物語が進行する。史実を基にしたフィクションだけど、取材を基に徹底したリアリティで描かれている。
自分がこんな状況に陥ったら、すぐ...続きを読む
Posted by ブクログ 2020年05月12日
1945年1月ドイツ領下の東プロイセン。医者の助手をしていた21歳のリトアニア人、ヨアーナは、他14人の避難民とともにバルト海経由でドイツを目指していた。東プロイセン人でナチス政権下で絵画の修復をしていた若者フローリアンは、負傷しながらも大事なリュックをもって逃亡中。東プロイセンの農場に疎開していた...続きを読む
Posted by ブクログ 2017年12月01日
読んでいて、つらい、苦しい、寒い。。。
戦争は、人々の愛する人、愛する物、愛する暮し、全ての愛するものを奪う。庇護されるべき年代をも無惨に傷つける。
これまでの戦争小説との大きな違いは、あくまで子どもやティーンエイジャーの側に立っている点ではないか。
つぶさに調べあげる調査力と、それをこのような...続きを読む
Posted by ブクログ 2017年11月27日
1945年ソ連軍が迫る中、東プロイセンから住民を船で避難させようとするナチス・ドイツ軍。そこへ、様々な過去を持つ人々が極寒のなか港へと向かいます。医者の助手をしていたヨアーナ、ナチス政権下で絵画の修復をしていてナチスの会が略奪を知っていたフローリアン、ポーランドから東プロイセンの農場に疎開していた少...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年09月12日
ソ連軍の侵攻が始まるなか、東プロイセンから避難する人々のなか、外科の助手をしていたヨアーナは同じ目的地を目指す人たち数人と行動を共にしていた。そこへポーランド人の少女エミリアを道ずれにしたプロイセン人の青年が加わる。
もう一人ヒトラーの言葉に心酔しているドイツ人アルフレッドとあわせて四人の視点が交互...続きを読む
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