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東京・東中野の小さな名店「名登利寿司」女将によるほっこり寿司エッセイ<文庫書下ろし>。故橋本龍太郎が総理在任中に本シリーズを読み、愛読者カードを送り訪れたり、各界著名人に愛されている名店。東京オリンピックまで頑張ると言っていた店の大将が亡くなり、現在は息子さんが二代目として変わらず繁盛している。今も店先に立つ現役女将による最新エッセイは、亡くなった大将のこと、寿司屋の悲喜こもごもを哀しく切なくもほっこりと綴り、まるで心が元気になる読むクスリのよう。
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Posted by ブクログ
久しぶりの「寿司屋のかみさん」シリーズ。 1冊目から愛読しているが、前作「二代目入店」から6年ぶりの8冊目。タイトルからして、もしや!と思ったがやはり・・・ 1話目から涙腺が刺激されてしまった。 2話目から生前を振り返っての話。大将とかみさんとの出会い、舅姑との生活の苦労話や夫の思い出話、そしてなに...続きを読むよりお客さんに関した人情噺と続く。 この店、橋本龍太郎元総理も通っていたとか。 どの話も読んでいてほっこりし、ほのぼのとした気持ちになってくる。さらに、たまらなく美味しい寿司が食べたくなってくる(笑)。 今は、夫の残した「名登利寿司」を二代目(息子)とともに切り盛りしているというが、この店もコロナ禍でしばしの休業を強いられてしまったという。 緊急事態宣言解除後に再開した時は、馴染みのお客さんから次々と予約の電話が入ったそうで、今は三密を避けながらの営業とか。 このシリーズまだまだ続けてもらいたいと思う。
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