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新書として復刻され注目を集めた『超限戦』。 人民解放軍の現役大佐(当時)による、目的のためには手段を択ばない「なんでもあり」の戦争論は世界に衝撃を与えた。 元陸上自衛隊陸将、元海上自衛隊海将補の二人の著者が、この「超限戦」へのアンチテーゼとして、「超限戦」を超えた21世紀の新たな戦い、現代戦の様相と考え方、そして「超限戦」に対抗するために日本が進むべき道を提言する。 発行:ワニ・プラス 発売:ワニブックス
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Posted by ブクログ
戦争は、まさに最先端技術の戦いであることを証する書籍 韓非子、孫子、三国志の話があり、もはや、目的のためには手段を選ばない、制限を加えず、あらゆる可能な手段を採用して目的を達成するのが現代戦と言い切っている。 孫子曰く、戦わずして勝つ。米軍が戦場に到達する前に、全てを決する、中国の見えない戦いが紹...続きを読む介されています。 かって、陸海空の3軍といっていたものは、陸・海・空・宇宙・サイバー空間・電磁波・認知領域(誤情報、偽情報、悪意ある事実)の7領域について、全領域にわたっての総合戦争と位置付けています。さらに、政治戦、外交戦、経済戦、文化戦、宗教戦、貿易戦、心理戦、メディア戦、歴史戦、技術戦、デジタル戦、ネットワーク戦が挙げられている。 世界は、米中の戦いとなっています。湾岸戦争以来、米国の独断場であった情報戦については、いまや、中露の得意とするところとなっている。 中国の技術的なねらいは、①半導体、②5G,③デジタル工作機械、④ロボット、⑤航空宇宙、⑥海洋エンジニアリング、⑦ハイテク船舶、⑧先端的鉄道、⑨省エネ自動車(MaaS?)、⑩電力、⑪大型トラクター、⑫新素材、⑬バイオ、⑭高性能医療機器の14分野である。 中国、人民解放軍(PLA)には、サイバー部隊が15あり。有名なのは、①61398:上海北米担当、②61419:青島日韓担当、③61565:北京ロシア担当、④61726:武漢台湾、南アジア担当、⑤61486:上海宇宙通信傍受班である。 最先端の兵器 ・AIをつかった自立型兵器、無人攻撃機、無人ビークル ・ドローンスオーム 小さなドローンを多量に制御する、防ぎようがない ・ミサイル(超音速、長距離、衛星破壊) ・量子レーダー(ステルス、潜水艦を無効化) ・妨害(ドローン、電波) ・レーザ兵器 ・原子力魚雷 目次 はじめに 第1章 現代戦とは 1 「超限戦」の本質 2 現代戦の特質 3 現代戦と最先端技術 4 情報戦(政治戦、影響工作、プロパガンダ戦など)とは 5 宇宙戦とは 6 サイバー戦とは 7 電磁波戦(電子戦)とは 8 AIの軍事利用・アルゴリズム戦 第2章 中国の現代戦 1 中国が考える現代戦 2 情報戦 3 宇宙戦 4 サイバー戦 5 電磁波領域の戦い(電子戦など) 6 AIの軍事利用:アルゴリズム戦 7 最新兵器 第3章 米国の現代戦 1 米国が考える現代戦 2 情報戦 3 宇宙戦 4 サイバー戦 5 電磁波戦(電子戦など) 6 AIの軍事利用 7 最新兵器 第4章 ロシアの現代戦 1 ロシアが考える現代戦:ハイブリッド戦 2 情報戦:中核となる影響工作 3 宇宙戦:他領域の戦いを無力化 4 サイバー戦:戦わずして勝つ戦い 5 電磁波領域の戦い(電子戦など):他領域での戦いを支援 6 AIの軍事利用:ロシアの戦いを根本的に変革 7 最新兵器 第5章 現代戦の総括と日本の現代戦 1 現代戦の総括 2 日本の現代戦 おわりに 「超限戦」の煌きと闇
超超限戦というタイトルは筆者の願いであって、何についての本かといえば現代戦とはどういうものかをわかりやすく説明するもの。 1999年に世に出た超限戦、そこには戦争以外の戦争で戦争に勝つという思想が書かれている。そして現代戦は陸海空宇宙サイバー電磁波の6つの作戦領域全てで戦われることが前提である。 こ...続きを読むのような現代戦に対しての米中露の取り組みと、それを受けて日本はいかにあるべきかについて説いている。新領域では攻撃側が圧倒的に有利にも関わらず日本は相当に出遅れており、米中技術覇権争いに対して国家ぐるみの態勢構築を主張している。
1999年に中国軍人が執筆、発表された「超限戦」。 目的のためには手段を選ばない… 20年経った今でも、中国のその姿勢は変わらない。 本書では、中国、アメリカ、ロシアの現代戦の状況について詳しく解説。 それに対し、日本はどうなのか…。 戦いの場が宇宙、サイバー、電磁波、AIに広がった現代。 本書...続きを読むを読むと、のんびり構えている場合ではない、 人・モノ・技術・法制…あらゆる面で早急に対応していかなければ、 そんな危機感を抱かざるをえなくなる、 気づきを与える良書だと思います。
現代戦において「情報」「宇宙」「サイバー」「電磁波」「アルゴリズム」「最終兵器」と各項目別に、中国・アメリカ・ロシア各国の現状を分析している。 そして現在サイバー戦のカモになっている我が国は、技術覇権争いに対して国家ぐるみで、早急に態勢を確立すべきであると説く。 最後に日本が目指すべき「現代戦」は、...続きを読む自由・民主主義などの普遍的価値を基盤にした王道を歩むべきであり、皮肉にも韓非子の「巧詐は拙誠にしかず」にヒントがあるという。
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現代戦争論―超「超限戦」- これが21世紀の戦いだ -
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佐々木孝博
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