兄が遺した恋のゆくえ【電子限定かきおろし付】

暮

亡き兄の恋人はΩ。そして俺はα。

βの兄・晴樹亡き後、αの一樹は一冊の日記を携え、向日葵の咲くある田舎町に向かった。
たった一人残された、兄の恋人でΩの幸人に会うため。そして、“ある願い”を叶えるため――。
一樹は自分の性別をβだと偽り、幸人とのぎこちない共同生活をスタートさせるが…？
ほろりと沁みる、長く淡い恋の結末。
電子限定描き下ろしマンガ1P付。

• カテゴリ: BL
• ジャンル: BLマンガ
• 出版社: リブレ
• 掲載誌・レーベル: ビーボーイオメガバースコミックス
• ページ数: 196ページ
• 電子版発売日: 2020年07月30日
• コンテンツ形式: EPUB
• サイズ(目安): 83MB

[もも · ★★★★★]

泣いた

ストーリーは想像がつく内容ではあるけれど、登場人物3人のそれぞれの心がどれも優しくて3人共が誰かの幸せばかりを考えていて
2人とももっとわがままになってもっともっと幸せになるといいなと思いました。
とても優しいお話です。

[ブクログ · ★★★★☆]

久しぶりに読み返したらなんだかすごく響いた

ベータとオメガって番になれないんだっけ？
オメガがヒートを起こしてもベータでは治められないの？
役に立てないベータも辛かっただろうな。

[たま · ★★★★☆]

ベータとオメガ

兄の恋人だったオメガに恋してる弟ベータの話
ベータだから大丈夫…ってホントに！？
襲っちゃうんじゃないの？

[Pato · ★★★★☆]

オメガバース、まずβとΩのCPが珍しい。βのお兄さんが亡くなって残された恋人をαの弟が会いに行くお話。遺された恋人も弟も亡くなった人が大切だったって伝わりました。

[ねんど · ★★★☆☆]

試し読み
読み勧めていくとしっかりしたストーリーがあるのだけど、いかんせん重いので、これを見ると、オメガバースはもっと、能天気なほうがいいかなと思える。

[腐女ばぁ · ★★☆☆☆]

試し読みが。。

試し読みを読んで気になってて値引きになったタイミングでポチッとな。
うーん。。。オメガとベータの夫夫でベータの彼が亡くなってその弟(アルファ)が兄の遺言？の為にオメガの彼を訪ねるんだけど、、いつも読んでるオメガバースとはまた少し違って悪くはないんだろうけど、ストーリーがないとゆうか腐女ばぁには全くささらなかった(残念)

[ぼっち · ★★★★★]

兄の残したものは重い

兄が残した想い人は弟も好きな人って切な
い。
ただそばにいたいのに、兄がやり残したことをやろうとして一生懸命で、でもΩにα。こういうのは抗えない。
引くところは引いてすごい男気。
でももっと報われてほしいと思った。
想いは届いたようだけど、きっとまだまだなんだろうなって胸がぎゅってなりました

[ゆん · ★★★★★]

こんなオメガバースもいいと思う

兄の遺した恋人を弟が見守る。下世話に言えば、後釜に入ろうとするお話。でも素敵な描写で優しい内容にまとめられてる。
ツッコミどころはあるけれど、未亡人のロマン。義理の弟と幸せになれるのかは疑問だけど、誰かに縋りたくなる気持ちは理解できる。そして、弟は幸せになれるのか？

＃切ない ＃エモい

[てれさ · ★★★☆☆]

ポエムだなあ
読後にしみじみとした余韻が残る作品
けどどうしても現実的な疑問が沸くのを抑えられないです
この弟は大学生？
仕事してるようにも見えないけどこの家維持して生活できてるの？
これは些事じゃないと思うのですよ
そして意地悪を言えば、先だった兄がβで後がまになる弟がαでよかったなと
若くして番に先立たれたΩなんて悲惨すぎてBLの題材にはならないですしね

[ブクログ · ★★★☆☆]

幼い頃から兄の友人に懐いていた弟×亡き兄の恋人(Ω)。再会BL。

オメガバースですが、行為描写なしです。重くなく読みやすい一冊。
オメガバースの成り立ちから逃れるように世間から離れ、βとΩの二人でも穏やかに暮らせるよう買った少し不便な田舎の一軒家で、兄亡きあとも一人で暮らしている恋人の様子を見にやって来た弟……といった環境なので、一般的なオメガバースらしい話ではありません。
Ωがβと暮らすために、αに会わずに済むように生活していたところ、パートナーを亡くしてしまう。そこに絡む、弟(本作攻め)の無自覚初恋のお話ですが、それだけではなく兄への敬愛も感じ取れ、あまりBLらしい話でもないのかも知れません。
書影の印象より内容はほのぼのしていますし、第一印象で好みかも、と思う人にほどもしかして合わないのでは？ 好きな人ほど手に取る機会が少ないかも。と感じました。(私は好みではないと思い避けてましたが偶然読むに至り、思いのほか好きでした)
BLを楽しむというより、オメガバースの世界でオメガバースを否定する兄と恋人のやり方と、弟くんの今回の行動の背景を楽しむ作品だったなと思います。そういう意味では個人的には好みでしたし、面白かったです。
妙にゆるいのと、兄も恋人も弟も、三人ともお互いを好きなことはわかるのでシリアスになりきらない雰囲気です。内心、ちょっと微笑ましい。

とらのあなリバーシブルカードは『夏の距離感』。