白村江

白村江

880円 (税込)

4pt

●歴史・時代小説ベスト10(週刊朝日/2017年)第1位 ●歴史時代作家クラブ賞作品賞受賞 ●本屋が選ぶ時代小説大賞2位 白村江の戦いの“真の勝者”とは――東アジアを舞台にした歴史大河小説の文庫版を電子書籍化! 六六〇年、唐・新羅連合軍によって百済は滅亡、王とその一族は長安に送られた。遺された王族は倭国へ亡命していた豊璋ただ一人――。新羅の金春秋、高句麗の泉蓋蘇文、倭の蘇我入鹿、葛城皇子(のちの天智天皇)……各国の思惑は入り乱れ、東アジアは激動の時代を迎える。大化の改新、朝鮮半島の動乱、そして白村江の戦いへと連なる歴史の裏でうごめいていた陰謀とは。圧倒的スケールで描かれた感動必至の長編小説。

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白村江 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    予想以上に面白かった古代史伝奇小説。倭国が敗れた「白村江の戦い」をとんでもない想像力で描く。ほとんどはフィクションだが「日本書紀」等に則り史実らしく書かれていて重厚な印象すらある。520ページが短く感じる2017年度歴史小説第1位

    0
    2025年02月02日

    Posted by ブクログ

    歴史の教科書では「倭国・百済連合軍と唐・新羅連合軍が白村江で戦い、倭国軍が大敗。これをきっかけに百済が滅びる。」
    という無機質な文章で片付けられていた出来事をこれでもかと深掘りした歴史長編。
    百済の皇子が倭国に亡命するところから物語は始まり、朝鮮半島の動向、倭国内での政治分断から外交、決戦までの流れ

    0
    2024年07月28日

    Posted by ブクログ

    感動した。
    分厚いけど、一気に読んでしまった。
    小学校の歴史で習った、蘇我入鹿が登場したシーンに感動。入鹿カッコいいー!ってなった。

    終末はページが飛ぶように過ぎ去って、感動。
    ここ数年で1番面白かった!

    0
    2024年07月07日

    Posted by ブクログ

    20220114004
    古代の日本、朝鮮半島を舞台にした白村江の戦いを描いた。ただ、描いたものは戦いではなく、人それぞれの強い想い。エンターテイメントとしても非常に面白かった。
    私の出身地は愛媛県の周木(しゅうき)。町誌によれば、もともとは古代朝鮮語で村を表す「スキ」が転じたものだという。白村江の村

    0
    2022年01月14日

    Posted by ブクログ

    新聞に載ってた広告を見て気になり購入。
    個人的に馴染みが薄かった古代の日本が舞台だったが、壮大なスケールで描いており、かなりアツくなりながらページをめくった。
    登場人物は皆キャラ立ってるが、完全に金春秋に感情移入して読んでいた。笑

    0
    2020年05月06日

    Posted by ブクログ

    歴史の用語として聞いたことは在っても、然程詳しく知るでもない「白村江の戦い」を背景とした作品だ。
    「白村江の戦い」というものは、日本での対外政策の変遷、朝鮮半島の国々の相互関係、中国大陸の帝国の動向と様々な要素が絡み合い、関係した人々の様々な思惑が交錯した中で惹起したということになるのであろうか。そ

    0
    2020年03月05日

    Posted by ブクログ

    主人公は百済から亡命してきた王で、物語は倭国への亡命から始まります。
    白村江での合戦自体は最後の数十ページのみで、9割は合戦に至るまでの内容でした。
    難しい漢字が多かったので電子書籍がおすすめ(すぐ調べれるため)
    日本や韓国の歴史が好きな方には読んで欲しいです。
    最後まで楽しめました!

    0
    2025年10月25日

    Posted by ブクログ

    日本が百済を救援するために唐・新羅連合軍と戦った白村江の戦い。
    この戦いの結末、目的が語られる最終章に唸らされました。ミステリーの最後を読んでいたかのような驚き。
    政治判断という言葉で切って捨てられる国の運命、人間の命。
    有益無益しかない思考には、賞賛はないのですが、共感は多少なりともある。

    なん

    0
    2025年05月18日

    Posted by ブクログ

    最初は難しくて、すこーしずつ読んでいましたが。
    戦が近づくにつれ、面白くなりました!
    百済王子、最後はどうなったんでしょうね、史実では。

    0
    2023年12月02日

    Posted by ブクログ

    新たな豊璋像の可能性を提案してくれた白村江。
    白村江の戦いの驚きの説に興奮してしまった。
    古代の歴史は創造力の翼を広げられる分野で、今後発見される遺跡や古文書が固い鎧を剥がしてくれるのだろう。
    朝鮮半島と日本は深いつながりがあるのは間違いないが。

    0
    2022年11月21日

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