叢書パルマコン01 大衆の強奪 全体主義政治宣伝の心理学

セルゲイ・チャコティン / 佐藤卓己

反ファシズムの姿勢を貫く側こそ、「敵の手法に学ぶ」必要があるのではないか。そう問いかけて、世界に衝撃を与えた古典を日本語として初めて全訳。著者である心理学書のチャコティンは、ナチズムとの「シンボル闘争」を指揮し、その報告書を含む、本書の1940年英語版は、メディア研究・コミュニケーション理論・集団心理学などの基本参考文献として広く認知されている。メディア史家佐藤卓己氏の手になる、浩瀚な「解題」付。

• カテゴリ: ビジネス・実用
• ジャンル: 学術・語学 / 教育
• 出版社: 創元社
• ページ数: 312ページ
• 電子版発売日: 2020年01月24日
• コンテンツ形式: EPUB
• サイズ(目安): 13MB

[ブクログ · ★★★☆☆]

解題や説明が長い本であるのは、それだけわかりづらいものである、ということが前提になっているからであろう。解題を先に読むとわかりやすい。