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Posted by ブクログ 2020年03月14日
ようやく読み終わった。何度も途中で読み返したり、また最初からに戻ったりしながら読んだので、妙な達成感がある。
しかし、著者もあとがきで書いているとおり、これはページ数も価格も反則だ(笑)
昨年の某学会での佐藤先生の基調講演が強烈だったと知人から聞いたのが、これを手にしたきっかけだが、非常に読み応えが...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年01月24日
30年におよぼうとする大学改革の掛け声にもかかわらず、いっこうにその実があがらないようにも見える大学改革について、その実態を批判的な観点から明らかにしている本です。
シラバスやPDCAサイクルの導入などの実例について検討をおこない、それらが「改革ごっこ」や「経営ごっこ」にすぎないということが、てい...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年08月09日
実に精緻なデータの分析によって、いかに日本の高度教育が「大人の事情(=無理が通れば道理がひっこむ)」によって、さらには大学側の面従腹背によって混迷を極めてきたのかが語られ、本書が正に行なっているEBPM(Evidence-Based Policy Making)、そして過去の失敗から学ぶことの重要性...続きを読む
Posted by ブクログ 2020年03月08日
シラバスの煩雑化、「PDCAサイクル」の乱立、「おつき合い」的に形式と体裁を整えるためだけの業務の激増、「エビデンス」という名のデータの恣意的なつまみ食い……。本書の話柄は、大学に籍を置き、日常の業務に従事している者なら誰もが体感的に熟知していることばかりである。
しかし、できれば目を背け続けた...続きを読む
Posted by ブクログ 2020年01月25日
2020年1月で大学入試センター試験の幕引きとなった。2021年からは大学入試「改革」として、センター試験に替わり「大学共通テスト」が新たに導入されることになっている。
大学はこれまで、監督官庁である(現)文部科学省の旗振りの下に「改革」を求められ続けてきた。しかし、その「改革」がうまくいっている...続きを読む
Posted by ブクログ 2019年12月09日
大学職員として『大学改革の迷走』という新刊タイトルはcheckせざるを得ない。しかも新書で1200円もする。巻末の「参考・引用文献」を確認し読み始めた。
おもしろい!
業務上、20年近く政府・文科省の大学改革関係会議・答申等をwatchしてきたが、「過去30年あまりに及ぶ改革政策は明らかな失敗ないし...続きを読む
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