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Posted by ブクログ 2024年01月16日
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森嶋通夫
1923年大阪府生まれ。1946年京都大学経済学部卒業。大阪大学教授、エセックス大学教授、ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス(LSE)教授を歴任。1976年文化勲章受章。2004年7月逝去。大阪大学名誉教授。LSE名誉教授。イギリス学士院会員。著書に『イギリスと日本』 『続イ...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年04月24日
本書はイギリスで長年経済学を教えていた著者が、1977年に初版を出版したものである。その意味では巷に出回っている日本とイギリスの比較ものと同ジャンルとも言えるのだが、決定的に違うのは、著者の主張や推論には統計的裏付けがあることだ(数理経済学者としては当然の振る舞いである)。
イギリスを日本人が紹介す...続きを読む
Posted by ブクログ 2018年04月05日
国際的な評価を得ている経済学者であり、イギリスと日本で教鞭をとった著者が、両国の教育制度や経済のちがいについて語っている本です。
イギリスの教育制度についてややくわしい説明がなされていますが、比較文化論的なエッセイというべき内容で、日本の未来について読者が考えるためのヒントになるような興味深い指摘...続きを読む
Posted by ブクログ 2011年11月23日
イギリスについて知りたいなあという漠然とした思いから手に取った一冊。
副題の通り教育と経済という視点からイギリスが語られています。
著者の森嶋さんは数理経済学者で、大学教授からの視点が主とされています。
単線型教育の日本と複線型教育のイギリス。そのことによる経済成長への影響など、知らなかったことをた...続きを読む
Posted by ブクログ 2010年05月23日
ハマータウンの野郎どもの再読に向けての布石として読んだんですが、70年代に書かれた本の割には意外と先見性があるなぁって思いましたね。そして第4章がおもしろい。
イギリスの教育事情が興味深かったです。教育が成功しすぎているがゆえに大学と産業界のパイプがつながらず、いわゆる「英国病」にかかってるわけだ...続きを読む
Posted by ブクログ 2011年05月10日
[ 内容 ]
日本は高度成長を遂げて経済大国になったが、一方、英国はかつての大英帝国から小さな福祉国家へと変貌した。
長年、ロンドン大学で理論経済学を講じている著者は、英国の中等・高等教育の実際の姿と、日本の画一的な教育の現状とを対比しながら、教育の社会における在り方を論じ、これからの日本の教育と経...続きを読む
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