アート・オブ・フリーダム 稀代のクライマー、ヴォイテク・クルティカの登攀と人生

アート・オブ・フリーダム 稀代のクライマー、ヴォイテク・クルティカの登攀と人生

2,640円 (税込)

13pt

4.7

クルティカは僕にとってまさに理想のクライマーだ ―― 山野井泰史

ポーランドが生んだ偉大な登山家、ヴォイテク・クルティカは、
ヒマラヤの難峰を厳しいラインから、アルパインスタイルで攻略してきたクライマー。

その大胆な発想、先進的なラインは、世界中のクライマーを魅了し続けてきた。
本書は、その登攀と人生を丹念にたどる一冊。

チャンガバン南壁(1978)、ダウラギリ東壁(1980)、ブロード・ピーク縦走(1984)、
ガッシャブルムⅣ峰西壁(1985)、トランゴ・タワー東壁(1988)、チョ・オユー南西壁(1990)……。

アルピニズムの歴史に衝撃を与えた登攀を振り返る合間に、その登山哲学が明らかにされる。
クルティカにとり、山は単なる冒険ではなかった。
人生の本質を見いだすための旅、それはすなわち「山の道」だった。

2017年にアメリカで刊行後、すでに6カ国で翻訳出版された、待望の日本版。

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アート・オブ・フリーダム 稀代のクライマー、ヴォイテク・クルティカの登攀と人生 のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ 2021年12月01日

    クライマーとは何かという問いに対して、一つの解であることをはっきりと感じられる良書です。
    フリーという言葉にすら縛られず、自由にそして賢く生きる姿がとても印象的でした。

    0

    Posted by ブクログ 2020年03月29日

    大切なのは、生きて帰ること。

    自分が生きていることの尊厳を証明するために、目標はとにかく高く。ただし標高は問題ではなく、ひたすらルートの美しさをひたすらに求める。

    彼らにとってクライミングは日常であり「なぜ登るのか?」は、もはや意味をなさない。とにかく「どうすれば美しく登れるのか?」という問いだ...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2020年01月26日

    山井泰史さんの「垂直の記憶」もぐいぐい来たけど、この本で対象となるポーランドのアルペンスタイルのクライマー、ヴォイテク・クルティカも同じ匂いを感じた。頂上よりも過程を重視する、難しい壁を楽しんだ後の退屈な頂上へのアプローチはマストではなく不要という考え方は、求道的でありながら、傲慢さはあまり感じられ...続きを読む

    0

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