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匿名
おなかがすく
大衆居酒屋若尾を切り盛りする店主、若尾徳二とお店に来るお客さんの居酒屋グルメを題材にしたお話の第三巻。
肌を刺すような北風が吹くある夜、お店に来るお客さんはみんな体を冷やし、手をこすり合わせている状態だ。
そういった日は当然鍋物がよく注文される。
あるお客さんは湯豆腐をオーダーするのだった。
菜の花が出回る季節になってきた。
それに衣をつけて天ぷらにする。
そしてお客さんに出すのだった。
大衆居酒屋若尾では深夜帯になるとよく注文されるメニューがある。
それは豚バラと旬野菜炒めだ。
仕入れた野菜を楽しんでもらう工夫をこらしたその料理の味付けはシンプルに塩こうじである。
アジのなめろうは居酒屋の定番メニューだが作るための手順が案外多い料理だ。
手の疲れが感じながら完成した一品をこんな手の込んだ料理すごいなぁという言葉がまた頑張ろうという気になるのだった。
居酒屋のメニューを見てみるとこれを作り続けるのは大変だろうなぁと思うことがあるのでこの作品を読んでいるとそれがより一層理解できる。
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