うちの息子はたぶんゲイ 1巻

おくら

お母さんは息子がかわいい
夫は単身赴任。息子二人と普段は三人暮らし。親バカなのかもしれないけど、二人とも本当にいい子。ちょっと気になることといえば、息子の浩希の好きな人は男の人なのかも。本人は隠そうとしているけど、バレバレなときもある。まだそのことについて息子とは話してないけど、私が思ってることはこれに尽きる。「うちの息子はたぶんゲイで、素直でとってもかわいいのだ。」お母さんと息子、愛情たっぷりの家族の物語です。
(C)2019 Okura

• カテゴリ: 少年・青年マンガ
• ジャンル: 青年マンガ
• 出版社: スクウェア・エニックス
• 掲載誌・レーベル: ガンガンコミックスpixiv
• ページ数: 136ページ
• 電子版発売日: 2019年08月22日
• コンテンツ形式: EPUB
• サイズ(目安): 22MB

[ブクログ · ★★★★★]

ゲイ当事者として、本作で描かれるお母さんの息子に対する温かい見守り・声かけに救われる思いがした。たとえ自分の息子がゲイだとしても息子であることに変わりはないということ、常の味方でいてくれることへのありがたみを感じた。

この漫画ではお母さんのかわいいほんわかキャラがキーポイントになっていると思う。

ただ、もちろん主人公である高校生ゲイくんもめちゃくちゃかわいい！高校生男子なのにお母さんと仲良くおしゃべりしているところ、赤ちゃんを笑顔であやしているところ、1つひとつの場面を見てどんどん好きになった！

[アビー · ★★★★★]

素敵なお母さんと息子たち

お母さんと息子たちの素敵な関係性がとても羨ましくなる作品です。そして、お茶目でちょっと抜けてるお兄ちゃんに、冷静で兄想いな弟くんに癒されます♪

[トーキー · ★★★★★]

すごくいい！

家族って、閉鎖的な社会で、いい家もあれば悪い家もあって、うちは、「いい家族」のほうかもしれないけど僕は好きではなかった。
自分自身もLGBTに当てはまる性で、母親がこんなふうに見守ってくれてたらなと思った。(受け入れられてないわけではないです)
ひろきくんの純粋さがすごくヒットです！
弟の静かな優しさも、お母さんの本当の意味で見守る優しさも。
お父さんはいい意味で普通。この物語に必要なキャラ。
みんな好きです！
いい作品に出会えて幸せです。

[レビュー · ★★★★★]

お母さんが息子がゲイと気づいた瞬間から否定するでも理解するでもなく、とりあえず『触れない』というところが良いなと思いました。
そこからお母さん自身で少しずつ自分の中で息子の事についてちゃんと考えている姿勢もすごく良いです。

[本好き · ★★★★★]

ほんわかします

やさしさといたわりに満ちた内容です。クスリと笑えて、やさしい気持ちになります。
ほんわかして、包容力のあるお母さんがとても素敵。
息子さんの素直さや聡明さ、ちょっぴり抜けているところも愛おしい。
弟くんの冷静さも。
好きな人に好きと伝えることすら憚られる切なさを思いました。
登場人物全員が幸せになりますように。

＃胸キュン ＃ほのぼの ＃癒やされる

[ブクログ · ★★★★★]

お母さんの息子への接し方がすごく好き。

最初は「ものすごく理解のある完璧なお母さん」という感じに見えて「漫画のキャラだな…」と思ったが、進むに連れ、お母さんも最初はいろいろ悩んでいた＆今も悩んでいることがわかる。完璧な理解は難しい、ということも伝わってきた。

また、SNSで「お母さん腐女子！」というコメントを見たことあるけど、自分はそうは思わなくて、真摯に息子に向き合いつつ、自分の考えも混ぜた結果のように感じた。

[ブクログ · ★★★★★]

この本に出てくるお母さんみたいな考えを持てる人って多くはないと思う。だからそういう考えにすごいなぁと思うし、ふとした一言に泣ける。子どもの好きって言う気持ちを家族として応援する、信じる。これって出来そうでできない。それも相手が同性だとわかったらどうだろう。子どもたちもそのおかげか、とてもいい感覚を持っている。続きが楽しみ。

[ニコノ · ★★★★★]

面白かった！

終始 ほんわかしています。温かく見守るお母さんと、うっかりしてる天然な長男がかわいらしい。推しの話には熱が入るよね！

[デシ · ★★★★☆]

いいなぁー

純真だった頃を思い出します
お母さんと弟くんの度量の深さに
ほんわかしました

[ブクログ · ★★★☆☆]

たまたま本屋で見つけ、レビューも良さそうだったので、BOOKOFFにて３巻までポチっちゃいました。

夫は単身赴任中で普段は高校生の長男・浩希と中学生の次男・結理との三人暮らし。嘘がつけずすぐ顔に出てしまう浩希はたぶんゲイで同級生の男の子のことが好きみたい…。そんな息子の性的指向に気づいているけれど知らないふりをしているお母さんとクールな弟。お父さんはたまに帰ってくるとかわいい息子たちと話をしたくて仕方なくて、けれど不用意な発言ばかりしてお母さんはハラハラ…。

このお母さんがただ理解がある、というだけでなく、息子を絶対に否定しないし、お父さんの不用意な発言も臨機応変に切り返していて本当に素晴らしいのです。

今後、浩希の恋愛は成就するのか、お父さんは浩希がゲイであることを受け入れられるのか？もうすぐ４巻が出るらしいので続きが楽しみです。