エレベーター

エレベーター

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15歳のウィルは射殺された兄のかたきを討つため、銃を持ってエレベーターに乗り込んだ。自宅のある7階から地上に到着するまでの短い時間に彼が出会う人々とは……ポエトリーとタイポグラフィを駆使する斬新な手法で文芸賞を席巻した注目作、ついに日本上陸! エドガー賞YA部門、ロサンジェルス・タイムズ文学賞ほか多数受賞!

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  • カテゴリ
    小説・文芸
  • ジャンル
    小説 / 海外小説
  • 出版社
    早川書房
  • ページ数
    320ページ
  • 電子版発売日
    2019年08月20日
  • コンテンツ形式
    EPUB
  • サイズ(目安)
    112MB

閲覧環境

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エレベーター のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    詩の形式を取りながら、復讐の応酬の虚しさを強烈に訴える作品。
    スラム街に住む少年ウィルは、兄を殺され、「掟」に従うため、兄の銃を持ってマンションのエレベーターに乗り込んだ。「掟」とは、泣かないこと、密告しないこと、復讐すること。
    この「掟」も警察から理不尽な扱いを受けてきた故に生まれたものなのだろう

    0
    2025年06月24日

    Posted by ブクログ

    麻薬や犯罪が日常化するアメリカ社会では、衝動に駆られ行動を起こしてしまう少年少女が多い。10代に向けて書かれたこの小説は、全文を詩で綴られている。

    おととい兄のショーンが殺された。
    アトピーにかかっている母さんのために石鹸を買いに出かけて…。
    15歳のウィルは、兄が隠していた銃を箪笥から探し出しこ

    0
    2025年06月22日

    Posted by ブクログ

    詩の面白さとテーマの重たさと、でも空白が大きいからこそもたらされるある種の軽さとが効果的に組み合わさった素晴らしい作品。ジェイソン・レノルズは『オール・アメリカン・ボーイズ』で初めて知ったけど、他の作品も読みたい。

    0
    2021年09月06日

    Posted by ブクログ

    私の心はズタズタにされた。
    家族を殺され、復讐をしてやると銃を手にすることから始まるであろう連鎖。
    銃社会のアメリカが抱えている問題を子供の視点から、黒人のコミュニティの問題(貧しいあまりにドラッグの売人をやらざるを得ないことや、ドラッグに関わると芋づる式にギャングの問題に繋がること等)、それらを独

    0
    2021年01月24日

    Posted by ブクログ

    おととい兄のショーンが銃殺された。「掟」に従ってぼく(ウィル)は復讐する。ショーンの引き出しから銃を見つけ、ジーンズの腰に押し込む。殺したのはきっとリッグスだ。
    アパートメントの8階からエレベーターに乗ると、7階から男が乗ってきた。それはショーンの兄貴分の亡パックだった。6階からは幼馴染の亡ダニが、

    0
    2020年09月14日

    Posted by ブクログ

    兄を射殺された主人公が生まれて初めて銃を握りしめ、復讐を遂げるためにエレベーターに乗りこむ。地上階に降りるまでの間に、主人公は思いもよらない人たちとの再会をしていく。著者は詩人でもあるそうで、詩と小説の中間みたいなスタイル。独特な文章の配置や改行で、深い余韻と意味のつまった余白がそこかしこにある。銃

    0
    2019年10月06日

    Posted by ブクログ

    この小説は、海外小説なだけあって日本の小説とはまた違った、雰囲気のある小説だった。でも、私の想像力がないせいか、場面を想像しながら読むのが難しかった。

    0
    2022年07月30日

    Posted by ブクログ

    開きが普通の本と逆だなぁと思っていたら横書き小説だった。分厚いけれど各ページの情報量は少ないのでわりとサクサク読める。作者が願う通り悩める少年少女を照らす本になるのかな。

    0
    2021年09月27日

    Posted by ブクログ

    ジェイソン・レナルズ『エレベーター』早川書房

    『ベルリンは晴れているか』で大ファンになった深緑野分氏が推薦ということで全くの前知識無しに購入して読んでみました。てっきりクライムノベルかハードボイルドかと思っていましたが(おそらく翻訳の青木千鶴氏が『用心棒』も担当していたからそのイメージだと思います

    0
    2021年07月14日

    Posted by ブクログ

    兄の復習を果たしに行く弟のエレベーターでの不思議体験。文章の書き方が独特だが、それがかえってわかりやすくてよかった。

    0
    2020年11月28日

エレベーター の詳細情報

  • カテゴリ
    小説・文芸
  • ジャンル
    小説 / 海外小説
  • 出版社
    早川書房
  • ページ数
    320ページ
  • 電子版発売日
    2019年08月20日
  • コンテンツ形式
    EPUB
  • サイズ(目安)
    112MB

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
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