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「あなたが偽者になるのよ」。カズキに大きな転機が訪れる。 “仲間"はなぜ、カズキを襲ったのか――! ?
ゼフェカの企みにより、十年の蟠りが噴出したグラース国とブルドゥス国。
軍士の大規模な離反が現実となってしまった中、
カズキは偽黒スヤマの侍女としてお茶会に付き添っていた。
ゼフェカがそばを離れたこの好機に、少しでもスヤマから情報を得ようと、
イヴァルとヒューハと共におしゃべりに花を咲かせてスヤマの動揺を誘う。
そんな中、会場内に一人の男が現れ、カズキに動向を願い出る。
知らない男に警戒するカズキ。
だが、男の正体を知って一気に警戒を解く。
男は問う。「異世界人の目から見て、この国が好きか」と。
カズキは、その質問にこう答えた――――。
守野 伊音(モリノイオン):四国地方在住。
著書に『狼領主のお嬢様』、『白銀王の日帰り王妃』など。
戸部 淑(トベスナホ):イラストレーター。
『人類は衰退しました』、『ポーション、わが身を助ける』(ヒーロー文庫)などのライトノベルの挿絵、書籍の挿絵、ゲームのキャラクターデザイン、キャラクターイラストなど、多方面で活躍。
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カズキがずーっと珍妙でそろそろ読むのツラくなってきてたんだけど、三巻が怒涛の展開過ぎて一気に読んでしまった。
お姫様の覚悟に泣いた。かっこいい。
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