異世界居酒屋「のぶ」 五杯目

蝉川夏哉 / 転

古都（アイテーリア）の季節は、夏から秋へと移ろいつつあった。居酒屋「のぶ」はいつものように営業を続けており、日々の仕事に疲れた人々は、美味い酒と料理で元気を取り戻している。そんな「のぶ」へやってきた一人の男。彼は大事な晩餐会を前にしてスランプに陥っている〈四翼の獅子〉亭の副料理長だった……。仕事が人と人を結び、疲れた身体を一杯の酒が癒やしていく。読めばお腹が空いてくる異世界グルメファンタジー、第5弾。

• カテゴリ: 小説・文芸
• ジャンル: 小説 / 国内小説
• 出版社: 宝島社
• 掲載誌・レーベル: 宝島社文庫
• シリーズ: 異世界居酒屋「のぶ」シリーズ
• ページ数: 347ページ
• 電子版発売日: 2019年06月28日
• コンテンツ形式: EPUB
• サイズ(目安): 30MB

[ebiちゃん · ★★★★★]

成長がすごい

ハンスさんの成長のスピードがすごい。
あっという間にノブを越える人気店を開店してしまいそう。
でも、寂しくなるからもう少しゆっくり修行して欲しいなぁ。
そして、今回は大物三爺のまさかの秘密が暴露される。
穏やか出ほのぼのと読めるのに、毎回驚かされます。

＃ほのぼの ＃癒やされる

[ブクログ · ★★★★★]

有名料亭で修業を積んだ店主が運営する
居酒屋の入り口が異世界につながってしまい
異世界の人々を相手に居酒屋運営をするという話しの5杯目

今回は弟子となったハンスの成長や
前作からの続きで眼鏡の話しに
異世界で店を構えている土地「古都(アイテーリア)」
での老舗有名料理屋とのいろいろな出来事が巻き起こる

ほっこりするエピソードや
笑えるエピソードに
登場人物の成長などいろいろ盛りだくさんで
楽しめました

そろそろ異世界食堂が2期作られたのだから
こっちも2期をって思うところですね
by2022年1月25日の思い(笑)

[ブクログ · ★★★★★]

異世界居酒屋のぶ　シリーズ5作品目！

ハンスの腕はメキメキと上がり、しのぶや信之が驚くほどに！
今作も新キャラが多数登場！しのぶの他に神の舌を持つ者が二人！とか・・・



今回の物語の主軸は古都の老舗〈四翼の獅子亭〉と古都で開催される晩餐会となります！




コロナ禍でお酒を飲みに行く事は憚られますが、そんな時は是非、居酒屋のぶを！
→飲みに行きたくなって抑えが効かなくなりますね（笑）

因みに今回の季節は夏から秋です！

[ブクログ · ★★★★★]

異世界で居酒屋切り盛りするノブ・タイショーとしのぶの人情居酒屋物語第5弾。

料理人としてハンスがかなり成長し、街も活気が出てきて5巻目となり居酒屋のぶが異世界にだいぶ馴染んできました。

1巻のときにあったような、日本の料理が異世界に浸透していく様は薄くなり、むしろ異世界の影響を色濃く反映されてきました。

1巻から読んでいると、読者である私達もある種居酒屋のぶの常連に名を連ねている錯覚にとらわれます。

でもやっぱり、タイショーとしのぶの関係は良いなぁ・・・

[ブクログ · ★★★★☆]

相変わらずお腹空きますね…(前もこんな感想だった様な…)

多彩な登場人物が出てくるのでたまに人間関係が分からなくなりますが美味しそうだからそれでヨシです。

[ブクログ · ★★★★☆]

毎度毎度見せつけられる美味そうな料理に酒。下戸の当方ですら酒飲みになった気分にさせるのだから大したものである。おまけに様々な登場人物。皆、気のいい人物ばかりで物語にピタッとハマりこんでいるのだ。これがたまらなく良い。次も気になる作品である。

[ブクログ · ★★★★☆]

話の内容がいいのは勿論、とにかく登場人物がみんな気持ちのいいやつ。
皆、苦悩をしながらも目の前の事にひたむきに向き合う。
そして毎話、最後にスッキリする爽快感がある。
たまらん！(´；ω；`)ｳｩｩ

[ブクログ · ★★★★☆]

お馴染みの居酒屋メニューが新鮮に見える。
あれ？ 古都アイテーリアに繋がってしまったのは、正面玄関か裏口かどっちでしたっけ？？

[ブクログ · ★★★☆☆]

水滸伝とかみたいな(よく覚えていないので嘘かも)？次々に出てくる登場人物たちからそんな印象も受けたりしました。ご老体3人の若い頃の話もよかったです。大リュービク伝説ってそうだったんですね。。