エア・パワー 空と宇宙の戦略原論

エア・パワー 空と宇宙の戦略原論

3,960円 (税込)

19pt

3.5

エア・パワーという言葉には、エア。フォース(空軍)の航空機、弾薬、センサーなどと共に、陸海軍及び海兵隊の航空戦力、攻撃ヘリコプターや戦術ミサイル、さらには、それぞれの軍種が保有する各種の無人飛行機もしくはドローンなどが含まれます。まさに飛ぶものはすべてエア・パワーであるとの位置付けなのです。また、エア・パワー戦略は宇宙空間・サイバー空間での戦いにも応用されます。今日の国際関係、軍事戦略を考える上で欠かせない中心的な物なのです。
本書は、近年注目を集めつつあるエア・パワーに関する入門書。その特徴としては、以下の4つを挙げることができます。
(1)エア・パワーの過去、現在、将来について包括的かつ多角的に理解できるよう工夫されている
(2)エア・パワーをめぐる概念や思想に多くの章を費やしている
(3)エア・パワーの軍事的側面はもとより、その政治的あるいは国家戦略次元の意味についても言及を試みている
(4)エア・パワーという言葉が意味するところについて、常に問い直し続けている

第1次世界大戦からイラク戦争までのエア・パワーの発展、エア・パワーを巡る理論、宇宙・サイバー空間での戦いへの応用などエア・パワーに関するすべてを、内外の最強の執筆陣が解説しています。

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エア・パワー 空と宇宙の戦略原論 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2019年09月25日

     エア・パワーとは空中で行動可能とする能力すべてであり、宇宙をも含むと定義し、そう古くない歴史を分析している。第二部では日本の歴史で、世界のエア・パワーの変遷と大差はない。第二次大戦でのゼロ戦の活用は、その一例である。第三章では、理論家たちを紹介しているが、特に米国のジョン・ワーデンには驚いた、湾岸...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2019年12月08日

    あまりこの手の本が日本語で読めると思っていなかったので、歴史をざっと追うことができ、理論を見ることができたのは総じて良かった。特に空軍は歴史が浅く、陸・海と比較した違いが技術面だけではなく、軍組織に関するところに踏み込まれて書かれている点は、門外漢から見るととても面白かった。

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