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97歳で文芸誌、新聞、雑誌といくつもの連載をこなす“日本最高齢の現役作家”・瀬戸内寂聴さん。寂聴さんを秘書として支えながら、自らもエッセイストとして活躍する瀬尾まなほさん。元気で長生きをする秘訣、ユニークなストレス解消法、かっこいい死に方……、66歳差の2人が語り合う「人生100年時代の“新幸福論”」。寂聴さんの活力にもなっている京都寂庵での愛情あふれるユーモラスな掛け合いを丸ごと収録した対談集です。
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Posted by ブクログ
寂聴さんが亡くなられたのを受けてか?書店に大々的置いてあったので、手に取って読みました。 正直なところ、寂聴さんのことは名前しか知らず、瀬尾さんについては全く知らない状態だったが、生前の寂聴さんが瀬尾さんと信頼して笑い合って仕事をしてきたのがすごくわかった。 あとがきの頭がいいということは想像力を...続きを読む持っているということが確かになぁと思った。他にも、忘己利他の精神も大事にしたい。 寂聴さんと瀬尾さんとの対談から多くのことを学べる一冊と感じます。
瀬戸内寂聴さんと、秘書の瀬尾まなほさんの対談形式で進む本。 66歳も歳が離れているし、寂聴さんは超有名な尼僧であり作家。堅苦しい関係になりそうなものだけど二人はとても仲良しなようです(笑) まなほさんが寂聴さんの頭を二の腕で締め上げたり、体を抱えあげたり、逆に寂聴さんがまなほさんを短い足で蹴った...続きを読むりすると書かれていて、想像して思わずクスクス笑ってしまいました。 読んでいくと、お茶目で愛嬌のある寂聴さんと、優しくて面白いまなほさんだからこそ成り立つ関係なのだなぁと分かります。 全体を通して感じたのは、寂聴さんは「これが好き」「こういうことは嫌い」ということがはっきりしていて、素直に生きているということでした。 一度刑務所に入ったことがあるような男が好きというのは、強烈ですが、私も自分の生きている間に自分を確立して、なるべく好きなように楽しく生きていきたいと思いました。
キレイな若い秘書?さんがどんな人生を歩いてきて、今をどんな風に生きているのか知れて、良かった。 思ったよりは、好き。私は寂聴さんもなんとなくまだ食わず嫌いだけど、触手がなかなか伸びない。もう少し年をとると読みたくなるのか?
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