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目と芽、鼻と花、歯と葉、身と実。身体と事物とのあいだに語の共通性があるのはなぜなのか。また、幼児が最初期に発する p 音、 m 音 などが世界的に同じように見られるのはなぜか。古代語における二音節動詞の語尾「ふ」「ぶ」「む」などが持っていた原初的意味を分析する一方、語頭音となっている「あいうえお」などの五十音が身体の部位・生理に由来することを解明し、コトバの発生と世界分節の起源を探る。
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Posted by ブクログ
いわゆる「精神の病」患者にスポットを当てており、彼らの言語的な乱れを元に、言葉とその意味はどのように獲得されるかを解説してある。 第三章の「二音節動詞語尾の分析」では語尾が同じである動詞をまとめ、それらの言葉の意味から語尾の根源的なイメージを捉えている(例えば「飛ぶ」と「呼ぶ」は同じ「ぶ」という語尾...続きを読むであり、それらの言葉には共通して「飛び散る」という意味がある、など)。個人的にこの地道な演繹には感服した。内容は素晴らしいものだと思うが、それだけに文体が統一されていない点が気になった。
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あいうえおの起源 身体からのコトバ発生論
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豊永武盛
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