外食王の飢え

外食王の飢え

715円 (税込)

3pt

3.8

私大卒業まぎわ、倉原礼一は卒論を破り捨てた。自分は一流の人間でなければならぬ。私大卒の資格はいらない。野望は福岡に端を発した。レストラン「レオーネ」のチェーン化に奔走する倉原。一方、首都圏には沢兄弟の「サンセット」が進出。倉原は首都圏決戦を挑んだ。外食産業の覇者をめざした男の野望と情熱をえがいた傑作長篇小説。

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外食王の飢え のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    ファミレス物語。ロイヤルホストとすかいらーくがモデルになっているといわれている本です。この本を読むと、日本のファミレス誕生秘話を知ることになりますよ。

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    Posted by ブクログ 2016年06月06日

    高度経済成長の中で、
    敗戦から バブル崩壊までの 時代の
    創業者は、かくも壮絶に 生きたのだろう。

    倉原は、福岡の出身で、「一流」をつねにめざした。
    あくまでも 自分が中心でないと満足できない。
    権限の委譲ということができない。
    それでも、突進力そして人材をスカウトするチカラは
    迫力があったが、
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    0

    Posted by ブクログ 2018年11月27日

    ロイヤルホストとすかいらーくをモデルとした外食産業の勃興の物語。コックとセントラルキッチン、人材育成と引き抜き、高級感と庶民的。相反するものに揺れながら、立ち止まることなく突っ走り成長する様がよい。それからこぼれ落ちて行く人の姿も書かれている。

    0

    Posted by ブクログ 2014年09月30日

    城山氏は何故倉原を昇天させてしまったのか?二人の戦争に結論を出したのか、それとも先送りしたのか。昇の生き方に賛同したのか。沢に軍配を挙げたのか。

    0

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