新装版 祇園女御 下
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新装版 祇園女御 下

968円 (税込)

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4.3

専横を強める白河帝は先帝との約束も反故にし、実子に譲位して院政を始める。「治天の君」と呼ばれた。帝位に就けなかった皇弟・三の宮は花園に隠棲する。一方、皇后道子に傀儡子の頭・鷲丸が接近し仕えだした。院に預けられてから逃げ出した美少女・たまきは、鷲丸のおかげで三宮と邂逅するが、その後三の宮の許を出奔。隠れ住んでいたところを見つかり、院の許へ連れ戻される。たまきはやがて院の寵愛を受け、祇園女御と呼れる。

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新装版 祇園女御 のシリーズ作品

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  • 新装版 祇園女御 上
    990円 (税込)
    平安時代末期、後の白河上皇がまだ東宮だったころ、その妃として藤原道子は入内した。年上の道子は気後れするが、大人びた東宮に寵愛される。だが、ずっと年下の新しい妃・賢子が入内すると東宮の寵愛は賢子に移り、東宮が白河帝として即位したころには、道子は里帰りが増えていた。他方、美少女・たまきは殿上人になる野望を抱く平忠盛に引き合わせていた。たまきこそが、後に貴族社会に影響力を持った女人「祇園女御」なのだが。
  • 新装版 祇園女御 下
    968円 (税込)
    専横を強める白河帝は先帝との約束も反故にし、実子に譲位して院政を始める。「治天の君」と呼ばれた。帝位に就けなかった皇弟・三の宮は花園に隠棲する。一方、皇后道子に傀儡子の頭・鷲丸が接近し仕えだした。院に預けられてから逃げ出した美少女・たまきは、鷲丸のおかげで三宮と邂逅するが、その後三の宮の許を出奔。隠れ住んでいたところを見つかり、院の許へ連れ戻される。たまきはやがて院の寵愛を受け、祇園女御と呼れる。

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新装版 祇園女御 下 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2023年09月05日

    下巻に入ると白河上皇による専制政治が始まり、堀川、鳥羽、崇徳の三代まで続く。平氏も重要な役どころとして登場し、貴族から武士の時代に移り変わっていくのが伺える。

    そして話の中心人物も承香殿女御・道子から、貴族の血を引きながらも数奇な運命を辿る美少女たまき(祇園女御)に広がっていく。

    人生とは分から...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2024年02月14日

    白河院や道子のことがやっと生き生きした1人の人間として理解できたような気がします。
    後三条天皇以降の時代がよくわかる小説でした。
    すごいな…。
    いや恐ろしいというべきか。

    0

    Posted by ブクログ 2022年04月26日

    20220423-0425  白河法皇の晩年の寵姫、祇園女御がいかにして誕生したかを上下巻の濃ゆい内容で描き切っている。合間に挟まる時代背景の説明が分かりやすい。瀬戸内寂聴氏の作品を全編読んだのは初めてだけど、源氏物語訳も読んでみようかな、と思った。最後が白河法皇の逝去で潔く幕を下ろしているのが良い...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2021年01月24日

    祇園女御と呼ばれたたまきは、貴族の血を引きながら赤ん坊のうちに捨てられ、くぐつの中で育てられながらも、最後は
    白河法皇の寵を受ける。そして、自らの子には恵まれないながら、後の平清盛を引き受け育てることになる。

    タイトルは"祇園女御"ながら、上巻の始めから描かれているのは、白河院...続きを読む

    0

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