パーフェクトワールド（５）

有賀リエ

樹と別れ故郷･松本へと帰ったつぐみは、ある嵐の夜に是枝と結ばれる。樹のことを振り切ったつもりのつぐみだったが、車イスに乗る楓と彼氏･圭吾が建てようとしている家の設計を樹が断ったと知って、動揺してしまう。一方、樹と長沢の関係にも変化が訪れて…。

• カテゴリ: 少女・女性マンガ
• ジャンル: 女性マンガ
• 出版社: 講談社
• 掲載誌・レーベル: Kiss
• 電子版発売日: 2018年09月13日
• コンテンツ形式: EPUB
• サイズ(目安): 65MB

[Kochan · ★★★★★]

客観的にはつぐみにとっては是枝くんといた方がいいのかもしれないけど、やっぱり心から好きになった人と一緒になって欲しいです。圭吾と楓さんとの出会いがどう影響していくのか楽しみです。

[ブクログ · ★★★★★]

楓と圭吾カップルとの出会いがつぐみを変えそうな気がしている。
鮎川とまた繋がりそうになるのってやっぱり運命としか思えないよね。。。

是枝との交際も順調だし波風はたってほしくないけど、やっぱり鮎川とまたっていう未来も想像しちゃうなー

[ブクログ · ★★★★★]

楓と圭吾の姿は、つぐみに樹との関係を客観的に映し出してくれる存在。樹と付き合っていた時には深みにはまってしまって見えなくなっていた大切な何かを、つぐみに教えてくれるのではないだろうか。樹にとっても。

[ブクログ · ★★★☆☆]

自分のために犠牲にしないで欲しいというのは絶対に思ってしまうと思う。優しい人ほど、相手を思ってる人ほど、感じてしまう。そうじゃない、自分のためにもしたいことなんだ、と、どうやって伝えて、相手を包み込むか。それを考えることも大切なんだろうと感じた。

[ブクログ · ★★★★★]

長沢さん暴走！鮎川と付き合っているという嘘をつく、かつて鮎川と共にリハビリをしていたゆきちゃんの言葉で我に返り、鮎川に別れを告げる
自分を大事にしてくれる是枝への思いを育てる
父親の介護のため介護講座的なものに通う主人公
そこで出会ったのが料理人の圭吾と進行性の病気でいずれ亡くなる運命にある楓
家を建てたいという願いを持ち、偶然にも鮎川へ建築を依頼する圭吾
今後のことを考えて建築を断る鮎川
圭吾に同感した主人公は共に鮎川の元へ説得へ向かう

もう会えなくても圭ちゃんを不幸にしなくてすむならそっちのほうがずっといい

悲しすぎる

[みづき · ★★★★★]

皆の気持ちと自分の幸せ

圭吾さんの気持ちも楓さんの辛さも両方分かるから余計に苦しいですね。当事者の幸せは他人がどうこう言っていいものではないけど、もし私が圭吾さんや楓さんの家族なら、家を建てることを手放しで賛成出来ないかもしれません。

＃泣ける ＃切ない

[ここあ · ★★★★★]

どうして一緒に生きるのか

人間が一緒に生きていくために、死んでいくことまで考えなければいけないなんて、つらすぎる。つぐみ自身の経験と、出会った患者さんとの人生が重なり、心が揺れる。一方で是枝くんの優しさに癒されてるけど、それも一生片思いの恋。皆幸せになれる権利があるなんて嘘。一日一日を大事に過ごしていかなければならない、本当に心にくる漫画です。完結まで大事に読んでいきたい。

＃切ない ＃エモい ＃深い

[よし · ★★★★★]

ハードル

普通の人だったら家を建てるハードルなんて金銭的な問題だけだと思う。障害がさらにハードルを上げることがあるんだなぁって考えさせられる

[舎利 · ★★★★★]

幸福は人それぞれ

障がい者の自分と居たら、相手は不幸だなんて、かってな思い込みだったんですね。相手の幸せが自分の幸せ。2人で一緒に居てこそ、幸せなんですね。当たり前のことに気づかせてくれた巻です。