ホモ・ルーデンス 文化のもつ遊びの要素についてのある定義づけの試み

ホモ・ルーデンス 文化のもつ遊びの要素についてのある定義づけの試み

「人間の文化は遊びにおいて、遊びとして、成立し、発展した」。歴史学、民族学、そして言語学を綜合した独自の研究は、人間活動の本質が遊びであり、文化の根源には遊びがあることを看破、さらに功利的行為が遊戯的行為を圧する近代社会の危うさに警鐘を鳴らす。「遊びの相の下に」人類の歴史の再構築を試みた不朽の古典をオランダ語版全集から完訳。

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ホモ・ルーデンス 文化のもつ遊びの要素についてのある定義づけの試み のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    ヨハン・ホイジンガ(1872~1945年)は、オランダのフローニンゲンに生まれ、ライデン大学の歴史学教授として、広く西欧にその名を知られた文化史家である。1938年に発表された本作品のほか、『中世の秋』(1919年)などの著作を残している。
    ホイジンガは、「遊びは真面目な機能を果たしていて、人間文化

    2
    2019年11月23日

    Posted by ブクログ

    すべての文化は遊びからはじまっているのではないか。
    ホイジンガの問いと解釈は非常におもしろい。

    日々の生活に照らしあわせると、会話や仕事、ファッションや散歩。乱雑に思い浮かべるだけでも遊びの要素はたくさんある。

    すべて、と言い切ってしまっていいものか。
    感覚的には、すべてのことに遊びが、と言いた

    0
    2020年09月30日

    Posted by ブクログ

    「遊び」の精神性。動物は遊ぶことができるという意味で超論理的であり機械仕掛け以上の存在たり得る。遊びとは何なのかに向き合った本。儀式、信仰、戦い、演奏、愛との関係。その起源と語源。各種言語における遊び。日本語においても〜遊ばせなどの表現があるが、そういった細かいところの文化的・思想的背景まで触れられ

    0
    2025年05月26日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    遊びから文化が生まれるならば、今の時代からは文化は生まれないな、と。
    面白い視点でした。読みにくかった。

    0
    2025年01月13日

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