花と火の帝(下)
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花と火の帝(下)

712円 (税込)

3pt

4.5

徳川家康、秀忠の朝廷に対する姿勢は禁裏のもつ無形の力を衰弱させ、やがて無にしてしまうことだった。「禁中並公家諸法度」の制定や「紫衣事件」などの朝廷蔑視にあって、帝は幕府に反抗し、女帝に譲位し、自らは院政を敷くことにする……波瀾万丈の生を歩まれる後水尾天皇を描く、未完の伝奇ロマン。

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花と火の帝 のシリーズ作品

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  • 花と火の帝(上)
    712円 (税込)
    後水尾天皇は16歳の若さで即位するが、徳川幕府の圧力で2代将軍秀忠の娘、和子(まさこ)を皇后とすることを余儀なくされる。「鬼の子孫」八瀬童子の流れをくむ岩介ら"天皇の隠密"とともに、帝は権力に屈せず、自由を求めて、幕府の強大な権力と闘う決意をする……著者の絶筆となった、構想宏大な伝奇ロマン大作。
  • 花と火の帝(下)
    712円 (税込)
    徳川家康、秀忠の朝廷に対する姿勢は禁裏のもつ無形の力を衰弱させ、やがて無にしてしまうことだった。「禁中並公家諸法度」の制定や「紫衣事件」などの朝廷蔑視にあって、帝は幕府に反抗し、女帝に譲位し、自らは院政を敷くことにする……波瀾万丈の生を歩まれる後水尾天皇を描く、未完の伝奇ロマン。

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花と火の帝(下) のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2019年12月24日

    未完であることが残念。
    道々の輩という概念がとても好きで、身分を超えて人間として触れ合う帝と彼らの会話が心地よい。
    隆先生の戦いの場面の描写はつくづく面白い。
    まだまだ読んでいたかった。

    0

    Posted by ブクログ 2017年05月24日

    隆慶一郎さんは既に亡くなった作家さんなので、どんなに好きでも作品が増えない、ということを前提に、ちびちび読んでます(老後の楽しみのために…)。
    読めば読むほど、過去に読んだ「あの作品」の「あの人」との繋がりが明らかになり、一つの歴史が立ち現れてくるという幸せが味わえます。
    未完なのが残念ですが、きっ...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2011年10月01日

    まず「天皇の隠密」という着想がずば抜けている。そして鮮烈に印象に残るのが白と黒兵衛が対決する場面(頭から突っ込むってやつ)。「これぞリュウケーだー!」と激しく興奮。「吉原御免状」の誠一郎が裏柳生と対決する場面を思い出したり。だからなおさらこの場面の直後で絶筆となってしまったのが残念。

    0

    Posted by ブクログ 2014年10月31日

    隆氏の絶筆であり、未完に終わった作品ではありますがそのことで価値を減じることは全くない不朽の名作。
    隆氏の作品群からは歴史観、人間観など多くの影響を受けています(本作からは天皇観も(笑))。

    0

    Posted by ブクログ 2012年03月29日

    後半まるでドラゴンボール。想像を上回る敵が続々登場。どんどん無理ゲー化。そのうち「オラ、ワクワクしてきた」とでも言い出しそうな勢い。
    でもさすが脚本家の本、読ませるねぇ。全然飽きがこない。
    惜しむらくは、作者急逝による中断。もっと先が読みたかった……。先のドラゴンボールに例えるならば、人造人間が出て...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    未完の伝奇ロマン(下)。
    徳川政権と朝廷の戦いを描いた作品だが
    これから!というところで終わっている。
    とても残念。

    0

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