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Posted by ブクログ
世界を五つのタイプで捉える社会類型論。西洋型[上個人下共同体]、中国型[上共同体下個人]、インド型[資格共同体]、日本型[全体共同体]、ユダヤ型[掟共同体]で世界を分けるとわかりやすいとしている。著者が神学専攻なので、西洋型、ユダヤ型の説明が詳細で説得力が有るが、インド型は、やや心もとない。資格型社会で資格がどう認定されていくかの説明が無いと、IT技術者はカースト外と簡単に言えるのか疑問である。インド文明の特徴とされる、無時間性についても考慮する必要があるのではないか。日本社会は、社会が生き延びるのが第1だとすると、状況により江戸化か中国化を選択すれば良いことになる。最終章の西洋が優位になった理由の考察は面白い。この考察のように、社会類型論が世界を理解するために有効なのは間違いないので、更に論証を進め、精度を上げた類型論を読みたい。
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