小やぎのかんむり

小やぎのかんむり

1,265円 (税込)

6pt

厳格で上から物を言う、父。それに従う、母。中学3年の主人公夏芽はそんな毎日を捨て去るように、遠く離れた寺でのサマーキャンプに応募する。だが、参加者はたった一人で…!?

...続きを読む

詳しい情報を見る

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

小やぎのかんむり のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

     家庭内で父親のモラハラに悩む中3の夏芽は、耐えられず、夏休みを利用して寺のサマーステイに行く。そこでの体験を通して、生きていくうえで大切なことを学ぶ。

     読みながらメモを取らなかったので、色々と取りこぼしている気がしますが、メモを取ることで途中で意識を途切れさせたくないほどに、本の世界に引き込ま

    0
    2023年10月26日

    Posted by ブクログ

    泣ける!これ児童書なの?めっちゃいいじゃん!虐待する父親から必死にお寺に逃げた夏芽はそこで生きることを学びなおしていく。ヤギたちと触れ合い、雷太を守り導いていく。一夏を通して夏芽自身もすごく成長したし、そもそも夏芽がいい子すぎて泣ける。「優良図書」に選ばれるだけはある。中学、高校生だけでなく、大人に

    0
    2022年07月28日

    Posted by ブクログ

    もう50歳手前のいい大人ですが、ずっと私も母を心から愛せないことに罪悪感を感じていた。宗教が、親を敬えとあまりに言うので、本当に辛かった。

    でも、こんな風にいい子でいられる場所は、きっと誰にもどこかにあるはずだから、諦めないで生きて少年少女!

    父親を死ねばいいのにと思ってしまった事に罪悪感を感じ

    0
    2018年04月01日

    Posted by ブクログ

    拍子の羊毛フェルト(?)の小やぎちゃんがかわいいのでほんわか系かと思いきや、重たかった。
    でもよかった。

    0
    2017年06月10日

    Posted by ブクログ

    中三の夏休み、『夏芽』は父から離れたい一心で、お寺のサマースティを申し込んだ。
    着いて見れば、とんでもなく田舎の山寺で、参加者は夏芽一人きり。だが、そこへ母親に置いていかれた小さな男の子『雷太』が加わり、草刈りに駆り出されたやぎの『後藤さん』と世話係の高校生『葉助』と…。
    悩める子どもたちに送る心暖

    0
    2017年01月03日

    Posted by ブクログ

    中学3年の私学に通う女子がサマーキャンプとしてお寺で過ごす夏休み。そこで出会う5歳の男の子と高校1年の男子と3匹のヤギとのふれ合いで成長し、今の自分を肯定していいと両親に欠如している愛情豊富な住職、若い修行僧と住職の孫達から教わる。
    児童文学の枠に収まらない内容だった。
    自分は恵まれた環境だったんだ

    0
    2025年12月07日

    Posted by ブクログ

    「日常の裂け目は、すぐ手の届くところに口を開けている」
    日常の怖さの中に、勇気と希望を感じる事が出来ました。
    普段子どもと接している人、かつて子どもだった人にすすめたい良書です。

    0
    2025年08月18日

    Posted by ブクログ

    以前、ブク友の111108さんが読まれていたのを思い出し、久々の市川朔久子さんだったが、まさか、こんなにシリアスな内容だとは思わなかった。

    夏休みにおける、自然がいっぱいのお寺生活と、山羊や新しい仲間達とのふれ合いにより、日々の生活って、こんなに楽しいものだったんだと、改めて実感する様子も清々しく

    0
    2022年08月28日

    Posted by ブクログ

    まず表紙がとても可愛い。そしていわゆるYA(ヤングアダルト)の本なのでとても読みやすいです。すんなり読めるので軽い読み物と思いがちですが、こういう児童文学寄りの本には傑作が多数含まれています。むしろ名作の宝庫と言っても過言ではありません。
    で、この本は父親からモラハラを受けている女子中学生が、山寺の

    0
    2019年08月15日

    Posted by ブクログ

    予想外に良かった。
    毒親という存在は想像するしかないのだけど、その子どもが抱える苦しみは、本当に並大抵ではないのだと辛かった。
    夏芽の問題が、周りの人との関係の中で、少しずつ明かされていく展開が、上手い。特に、少年二人と老僧が導き手になるというのは、なんとも私のツボだった。
    そして、大人だって問題を

    0
    2019年05月19日

小やぎのかんむり の詳細情報

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

無料で読める 小説

小説 ランキング

市川朔久子 のこれもおすすめ

同じジャンルの本を探す