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女嫌いで喧嘩好きだったニュートン、女癖が悪かったアインシュタイン、現代数学をつくった不遇の天才ガロアは恋愛沙汰で決闘死、蘇る愛とロマンに生きたシュレーディンガー……歴史に残る偉大な科学者たちの人生は、強烈すぎて面白すぎる! 偉大すぎてダメすぎる巨人たちの激烈な人生を、その人間くさい素顔とともに、人気サイエンスライターコミカルに紹介。こんな偉人伝、読んだことがない!
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Posted by ブクログ
科学的なお話でなく、一人一人の生涯を面白エピソードを中心に追ったもの。 ・ニュートンの母親は息子のために再婚したが、新しい父はニュートンを連れてくることを認めず、祖父のもとで育った。それは後まで尾を引いた。自分を散々コケにしたフックに、その死後に復讐した。 ・ダーウィンは2代目ウエッジウッド伯爵の叔...続きを読む父の援助で、ビークル号に乗れたし、科学者になれた。叔父の一つ上の娘と結婚。夫をよく支える妻だった。ダーウィンは研究三昧の悠々生活を送る。 ・ガロアは、校長に反抗、退学処分に。その後、過激な運動に参加。最後は、ガロアを振った女性の婚約者との決闘で死亡。 ・ファーブルはフランスではあまり知られていない。ヨーロッパ人は「神は世界を創造し、悪魔は虫を作った」なんて言う。 ・ノーベルは経営の天才で、父と兄の会社を立て直した。ダイナマイト発明後、散々非難された。死後、親戚や元恋人、ノルウエー王まで彼の遺産に群がる。彼が好きだった女性の上司が数学者だったので、ノーベル数学賞ないと言われている。 ・南方熊楠は、ネイチャーに50報の論文を載せた。奇人だったが、柳田国男は彼を認めていた。孫文とは友人。昭和天皇も彼に関心を持ち、イギリスで発表した論文を読んでいた。熊楠は天皇の前で講義をしたが、25分の予定が天皇の希望で伸びた。その時、キャラメルの箱に入れた粘菌を天皇に献上した。妻のことをよくのろけていた。 ・アインシュタインはとんでもない女たらし。熱烈なラブレターを送って結婚した妻のことを「背負わなければならない十字架」「めったにないブス」と言って、浮気を繰り返した。離婚後も女性関係はやりたい放題。息子2人からは見放される。 ・ボーア兄弟はサッカーが得意で、弟はオリンピックのサッカーのデンマーク代表、科学者になった兄は補欠だった。サッカーの試合中でも、講演中でもいきなり放心状態になって、思いついたアイデアの考察にふける。シュレーディンガーを招待し、迎えの駅でいきなり議論を開始し、深夜まで議論を続け、シュレーディンガーは熱を出すが、寝込んだベッドのそばでボーアは議論を続けた。 ・シュレーディンガーは、女性にもてもて。情事ノートまでつけていた。友人の妻を妊娠させ、彼女を「たまたま友人と結婚したが、実は私の第2夫人」とのたまう。 ・ハンフリー・デーヴィは、滅茶苦茶イケメンだったが、弟子ファラディーの才能にひどく嫉妬した。デーヴィ夫人は平民のファラディーを使用人扱いした。 ・パウリがいるだけで近くの機械が壊れたり、爆発が起こると言われた。これを「パウリ効果」と言ったそうな。議論の相手に迫って、相手がのけぞった時に椅子が壊れて、そこにいたガモフが「パウリ効果だ!」と叫んだ。非常に毒舌で、学生の時、アインシュタインの講演中に突然立ち上がって「アインシュタインの言っていることは、そう馬鹿げていない」と言った。 ・ハイゼンベルクはボーアのお気に入りで、常にそばの置かれて議論を吹っ掛けられた。彼の出張中に、ようやく不確定性原理の論文をまとめた。イケメンだが女性にもてず、36歳でようやく結婚。人間関係も手先も不器用。ボーアとの不可解な会話の後の決裂は映画になった。ナチスの手先と非難された。 ・ラヴォアジェは美男美女夫婦で、ダヴィッドが肖像画の描いている。妻は夫の薫陶で業績を残すまでの科学者のなった。最後はあわれギロチンに。 ・ニールス・アーベルは天才数学者。美青年だった。生涯不遇。死後、ノルウエーの英雄と言われる。彼のアイデアを利用した論文を出したヤコビに、それを遥かに凌駕する論文を書いて、ヤコビを霞ませた。 ・オッペンハイマーは非常に多彩な業績を残した。躁うつ病やアルコール依存症といった精神的に不安定な女性に惹かれ、略奪婚で結婚した女性との結婚生活は知人に地獄と言われた。トルーマン大統領に「私の手は血まみれです」と言った。水爆開発に反対し、ソ連のスパイに仕立てられた。 ・ファイアマンはエンタテーナーで、おふざけ大好き。
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