きのふはけふの物語 全訳注

きのふはけふの物語 全訳注

1,650円 (税込)

8pt

4.5

近世初期に成立した笑話集。古活字版、整版、書写本など、さまざまな形で庶民に浸透し楽しまれた噺の数々。「仮名草子中一、二のベストセラー」とも推測され『醒睡笑』にも引き継がれた笑話には、当時の民衆の笑いの感覚が表れている。身近にいる「うつけ」者の噺、艶笑・男色の噺、尾籠な噺から信長・秀吉が登場する噺まで、無名の人々の手になる作品集成。

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きのふはけふの物語 全訳注 のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ 2016年07月05日

    ずっと読みたいとおもっていたのが廉価版で文庫化してくれて非常にうれしかった。234話の小話集で、 宮尾與男先生が尾籠なお話もソフトにやんわりと訳してくれているのが泣ける。受験古文知識で十分読解できます。当時のナウなので、まさにブログ的というか、ツイッター的というか。とにかく、おもろい。

    0
    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2016年06月27日

    ・宮尾與雄訳注「きのふはけふの物語 全訳注」(講談社学術文庫)は私が初めてきちんと読んだ笑話集と言へさうである。「醒睡笑」等もそれなりには読んだが、かうして1冊、最初から最後まで通して、しかも注つきでは読んでゐないはずである。本書は「きのふはけふの物語」本文とその口語訳に注と鑑賞ついたものである。古...続きを読む

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