商店街はいま必要なのか 「日本型流通」の近現代史

商店街はいま必要なのか 「日本型流通」の近現代史

1,045円 (税込)

5pt

「安くて便利で消費者のため」のその先は? 百貨店、地方と都会、戦前の通販の黄金時代、商店街と地域、スーパーと消費者革命、家族経営が基本の、日本型コンビニの誕生と進化。1900年代から現代まで、日本人の買い物の歴史から考える。(講談社現代新書)

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商店街はいま必要なのか 「日本型流通」の近現代史 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    近現代における日本の流通機構の歴史について、百貨店・通信販売・商店街・スーパー・コンビニエンスストアの5つのトピックで書かれた名著。多数の文献・資料に基づいて議論が展開されており、かつ非常に優れた言語運用能力に裏打ちされた文章には感動すら覚えた。大変良い出会いとなった。

    0
    2023年04月16日

    Posted by ブクログ

    ちょっと挑発的?なタイトルに興味を持って読んでみたのですが、中身は近代日本の流通史を、とてもわかりやすくまとめた本でした。
    流通史系の文献はいままでいくつも読んできましたが、これは、その中でもかなり読みやすく、しかも内容の濃い、参考書としても優れた本だと思います。
    表題の商店街に関してだけでなく、デ

    0
    2016年01月16日

    Posted by ブクログ

    タイトルから商店街の現状、およびどうすべきかについて議論したものかと思ったが、実際には歴史にややウェイトを置いた小売業に関する解説書である。小売業について学ぶためのテキストブックとしても十分耐えられる。

    本書は専ら小売業についてのみ言及していて、卸売業、流通チャネル、流通システム、流通構造について

    0
    2019年07月06日

    Posted by ブクログ

    小売という視点で1900年頃から現代までの大きな流れをまとめた本、こういった視点は読んだことがなかったため、非常に面白かった
    呉服屋が百貨店化していく中、百貨店法の設立でブレーキがかかる。そこをスーパーというシステムが入り込み、並行してコンビニも始まっていくというのが、大きな流れだが、そこに対して「

    0
    2019年03月17日

    Posted by ブクログ

    細くて長い=日本の特徴 21
    誰にでも同じ値段で売ることは革命的であった(正札販売) 42
    売り方で物が売れる(通信販売) 80
    顧客は品目と価格のみを指定し、具体的な商品選択は店に任せていた。おもしろい。今でもやれるかな? 98
    スーパー全盛期に商店街が残った事実=商店街の意義 173
    1990年

    0
    2015年08月16日

    Posted by ブクログ

    大手百貨店の歴史からコンビニエンストアに至るまでの「商い」と「流通」の変化を時系列に読める。表題の商店街がいま必要かについては後半はそこまで触れられてないが、「消費」「労働」「地域」の3つが深い関係があり、地続きなんだと理解。生鮮食品については日本の流通の強いところだと実感。ダイエーやセブンイレブン

    0
    2025年04月27日

    Posted by ブクログ

    感想
    流通革命がもたらすもの。大いなるシステムは個人の努力を飲み込む。適者生存の原理はここでは働かない。強者のみが生き残る。風景は一変した。

    0
    2023年08月21日

    Posted by ブクログ

    タイトルに惹かれ手に取った一冊。
    百貨店、通信販売、商店街、スーパー、コンビニという小売りの形態別の歴史を振り返りつつ、特にコンビニと商店街を比較しながら、その必要性と課題を洗い出しています。
    比較することで、理解できることがあった反面、このタイトルに対する答えは著者としても明確に出せないところが残

    0
    2016年01月27日

    Posted by ブクログ

    本書は、もともと「日本型流通への近現代史」といういう仮タイトルで進められたものだ。
    しかし、著者は、「日本の流通を考えるうえで、商店街をどのように理解するのかというが最も重要なポイント」ということを考え、本書は、このようなタイトルに変更された。

    戦前の「百貨店」から「通信販売」、そして、本書のメイ

    0
    2015年08月02日

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