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Posted by ブクログ 2022年07月18日
バイオテクノロジーをテーマにしているというので、読んでみた。
朝日ジャーナルに1987年から連載され、1989年に手塚治虫の死により未完及び絶筆となった。手塚治虫の持つ深い問題意識が表出している。手塚治虫がこんなことを考えているのだということが、伝わってくる。連続性がなく、ツギハギのような感じを受け...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年02月21日
手塚治虫氏の未完絶筆3作品のうちのひとつ。
ゲーテのファウストをベースにして、舞台を戦後の高度経済成長期の日本に置き換えた作品。
ゲーテのファウストのストーリーと手塚治虫がいろいろな作品でテーマにしてきた生命や宇宙、そして執筆当時、体調を崩し、病床でも精力的に筆をとっていた晩年の手塚治虫の様子を織...続きを読む
Posted by ブクログ 2020年05月24日
朝日新聞社1989年4月25日第一版。手塚治虫未完絶筆。ファウストを題材にしているとのことだが、若返り+輪廻転生+生命誕生の神秘など、手塚治虫が取り組んできたテーマが網羅されている。
学生運動を舞台にしているのは、戦争に対する闘争として評価しているのか、日本の歴史の転換点として意識しているからなの...続きを読む
Posted by ブクログ 2011年11月30日
『ファウスト』の手塚流解釈を学園紛争真っ只中の日本に持ち込んで繰り広げられる、「手塚治虫ファウスト作品3部作」の最後の作品(未完)。手塚治虫の絶筆は他にも『グリンゴ』や『ルードウィヒ・B』などがありますが、個人的に最も絶筆であることが悔やまれる作品です。完結した第一部だけとっても、あまりの名作っぷり...続きを読む
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