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匿名
冒頭「香爐峯の雪」の章の『徒然草』の引用がとても良い。「ひとり灯のもとに文をひろげて、見ぬ世の人を友とするぞ、こよなうなぐさむわざなる。」この「こよなうなぐさむわざなる」が(こよなく慰められる行為である)というのが読んでいってわかった。
吾輩は猫であるの引用の樽金王の話も面白い。
清少納言の「書は文集、文選」の「白氏文集」を購入し、「香爐峯雪撥簾看」の文を読むところは喝采をおくりたい。
森本哲郎氏は、本をこの上なく愛している。私も、昔はそういうところもあったので、十分共感できるのだが、今は電子書籍一辺倒になっているので、こういう状況を森本哲郎氏がみたらどう思い、どういう意見を持つかと興味が湧く。
私は愛書より、断捨離優先だから、落第であろう。
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