進歩

進歩

1,650円 (税込)

8pt

4.1

いたるところ破滅と悲惨―ニュースやメディアが書き立てるネガティブな終末世界、そんなものは嘘っぱちだ。啓蒙主義思想が普及して此の方、世の中はあらゆる面でよくなってきた。食べ物も増え、衛生設備もぐっと普及し、寿命も延び、豊かさもまし、平和も自由も平等も促進されている。いま必要なのは、この進歩を正しい知識で引き継ぐこと。反グローバリズム運動への批判を展開してきたスウェーデンの歴史家が明解なデータとエピソードで示す、明るい未来への指針。

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進歩 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2018年06月17日

    未来は明るいと感じられる点で5点。昔は良かったとか全く思ってないが、それを明確に肯定してくれる。10章ごとに食料、暴力、自由など、テーマごとに解説してくれるのがわかりやすい。そう、こんなにも人類は進歩しているし、これからもしていくんだろう。問題はまだまだあるけれど、というだけのこと。本筋とは関係ない...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2018年06月12日

    マット・リドリー「繁栄」を読んだ時、現代や将来に対する合理的かつ楽観的な捉え方に感銘を受けたが、将来に対する悲観論の反動なのかと信じきれない面もあった。本書は比較的平易に「繁栄」と同様の主張を各データを元に様々な角度から擁護していると思う。特に、環境の章は強く印象に残った。実際は、悲観論と楽観論がバ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2018年06月03日

    ネガティブな予測が多い未来予測にあって、ポジティブな面に着目した面白い書籍。改善傾向がある分野について、数字の根拠・統計の引用も多く、リサーチの参考文献としても良書。

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    Posted by ブクログ 2019年12月18日

    ファクトフルネスを読んでいれば楽しめる本。

    「世界に近づく唯一の方法は、みんなに参加を許すことだ。」

    知識の蓄積、経済的利益と生存戦略からなっている。児童労働の章は興味深かった。

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    Posted by ブクログ 2018年06月10日

    1970年の大阪万国博覧会のテーマは「人類の進歩と調和」、未来は明るいという楽観主義をみんな信じていたと思います。しかし、経済の「成長」が行き詰まりを見せ、資本主義の限界が語られるようになった「あの頃の未来」21世紀においては「進歩」という言葉もあまり無邪気に使えなくなったような気がします。いやいや...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2020年01月02日

    著者はスウェーデンの歴史家。楽韓主義者による現代社会の考察。過去と比較すると世界は大きく進歩し、住み易い世界になりつつあるというのが著者の主張。例えば、食糧では単位当りの収穫が増大しており、新たな耕地は必要ない。貧困問題も未来に向けて改善してきており、識字率の向上が寄与している。また世界の人々が、少...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2019年04月14日

    ニュースやメディアは破滅と悲惨を掻き立てるが、世の中はあるゆる面でよくなってきた。食べ物、衛生設備、寿命、豊かさ、平和と自由と平等。リスクに敏感で悲観的なのが人間。過去を知って、未来の可能性を信じよう。

    世代が変わるってことは、ある意味すごいことなのかも。

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