アリストテレース詩学 ホラーティウス詩論

アリストテレース詩学 ホラーティウス詩論

1,067円 (税込)

5pt

詩の創作作法を論じて後世のヨーロッパ文学、文芸理論に大きな影響を与えたアリストテレース『詩学』とホラーティウス『詩論』を併収。

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アリストテレース詩学 ホラーティウス詩論 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2024年04月09日

    物語を書く上での手引き書。
    自然の再現、認知と変転、おそれとあわれみ、行為=筋、人物の性格や思想等々が平易に語られる。

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    Posted by ブクログ 2021年01月31日

    「オイディプス」「オデュッセイア」を読んだあとに続けて読んでみたところ、アリストテレス先生がまさにこれらの本について「いいかー、ホメロスの叙事詩はここがすごいんだぞー」と、さっき読んだばかりの文章を引用してくれるのがすごく楽しい。表現方法や文章の構成要素だけではなく、作品内のキャラクターが何かを認知...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2018年11月22日

    アリストテレスの詩学だけ読んだ。
    模倣について(この訳では再現とされてる)、まさにプラトンと真逆ともいえる評価をしている。
    プラトンは、模倣は、イデア的なものから作られたものを模倣することになるので、イデアからどんどん遠くなっていくものだ、と指摘する。まぁ、それだけでもないのだけど。
    アリストテレス...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2018年06月19日

    現代の物語を考察する上でも当てはまることが多い。カタルシスを生み出す構造、の話にはなるほどと思わされた。

    また読み返したい。

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    Posted by ブクログ 2014年04月12日

    「詩」とあるが、叙事詩から悲劇への発展にみられるように、演劇についてのあるべき姿までを射程に入れた文芸論である。

    アリストテレスの『詩学』は主に悲劇のあり方や特性について述べた演劇論で、現代の舞台やドラマ作りに携わる人々にも参考になると思われる理論を展開している。
    まず、詩や演劇は、行為する人間を...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2013年09月24日

    『詩学』のみ再読。師匠プラトンがイデアの不完全な複写として排除した芸術という分野をアリストテレスは最大限に肯定。ミメーシス、つまり模倣や再現を人間の自然的な喜びに結び付け「万学の祖」たる彼によって世界最古の文芸評論は誕生する。当時の花形である悲劇の機能について徹底的に解体、芸術的本懐を「おそれとあわ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2013年08月15日

    内部的な構造を柱に詩の理想形を語るアリストテレス。
    観客うけも考え、現実的な詩を語るホラーティウス。

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    Posted by ブクログ 2012年02月09日

     なぜ詩作というものが生まれるのか。大きな原因は二つあるという。ひとつは人間が何かを再現するという行為を好むため。いまひとつは、人間が学ぶということを楽しむからである。

     叙事詩、喜劇、悲劇と詩作の種類は様々であるが、本書では主にすぐれた悲劇はどういったものかであるかについて論じている。
    すべての...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2010年07月09日

    2300年も前のものとは思えない。現代小説のについて言及されたものだとしても決しておかしくない。現代の視点からすれば多少ずれているところはあるにしても、それでもここで述べられていることの大半は現代の小説や評論、詩など多くの文章にそのまま当てはまるんじゃないかと思う。それだけギリシアの文化が完成させれ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2020年12月20日

    先行研究の少ない時代に、一見捉えどころのない文学について体系的に書いたアリストテレスはものすごく頭が良い。とは思うが、いかんせん昔の本なので要点を掴みにくい。
    現代人は、まず別の本で物語論の全体像を概観してから読んだ方がいい。

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