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北極、南極、そしてシベリア。大の男が這いつくばって、世界中の寒冷地にきのこを探す。大型動物との遭遇、酔っぱらいとの遭遇、泥酔、泥酔、そして拘束。幾多の艱難辛苦の果てに、菌たちとの感動の対面はかなうのか……!?雪や氷の下でしたたかに生きる菌たちの生態とともに綴る、爆笑・苦笑・失笑必至のとっておき〈菌道中〉。
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Posted by ブクログ
雪腐菌研究者による研究エッセイ。 最近自分もきのこ探しに興味が出ていたので、菌類を研究する人はこんなふうに菌類を見つけるのだと、「ふむふむ」と思いながら読んだ。 筆致が軽快で、エッセイとして楽しく読める。
著者は、常温でパワーを発揮する酵素を生産する、雪腐り菌を探しに、北海道からロシヤへ行き、ロシヤの皆さんとの軋轢を肌で感じ、「五車星の一人フドウ」のごときジャコウウシに遭遇し、南極でなんかを発見して苦労して育てる。 南極に生息する雪見〇福状の菌の詳細が「既知の菌」だけでとか、科学的な情報が少ない。
真面目な菌類研究ではなく,探検記のような感じで,とてもユーモラス.写真やスケッチなど挿入されていて,わかりやすかった.自画自賛なのが面白い.
雪腐病菌の研究者の世界辺境での菌採取を中心とした話。雪腐病菌なんか、どうでもいいが、本人が楽しそうでこちらもうれしくなる。
文章はたいへん読みやすいし面白いので、日頃科学の本を読まない人にも薦めやすい。 が、難しい科学のトピックを分かりやすく解説してくれる本を期待すると拍子抜け。 著者が専門とする雪腐病菌の説明が分かりにくいわけではないけれど、これに関してはもう少し写真を増やしたり、手描きでない図を入れたりした方が良かっ...続きを読むた。 そうすれば、科学の読み物としても価値が上がったろうに。
エッセイとして面白くなくはないんだけど、4割くらいの面白くないギャグが6割くらいの面白いギャグの足を引っ張っている感じ。特に土屋賢二的ギャグがよく外している。 もうちょっとギャグの数を減らした方が、結果的に面白くなるのではなかろうか。
雪腐病菌というマイナーな菌(きのこ)の研究者である著者の星野保氏が、その雪腐病菌を探して、ロシアや北極、果ては南極まで珍道中を繰り広げるという冒険記。こんな菌に情熱を傾ける人たちがいるということ、またそれを許す日本社会に感心した。
岩波科学ライブラリーって、「岩波」「科学」という言葉から受ける印象からは結構外れた感じのものがよくあるが、これもそうだ。「雪腐病菌」というおよそ聞き慣れないものの研究者によって書かれている。研究対象もちょっと変わっているが、ご本人も…。ご家族は、岩波から執筆依頼があったことをたいそう不審に思われたそ...続きを読むうな。その中で一人、真面目な本なのだと信じ切っていた父上に、著者はまえがきで「ごめん」と謝っている。父上はこれを読んでなんとおっしゃったのだろうか…。 菌を求めてのロシア行きなどすごくおもしろそうなのに、あっさりしか書かれてないのが残念。もっと長いのを読みたいなあ。ウナギ学者青山潤さんの「にょろり旅」シリーズみたいな感じで。その方が著者のスタイルも生きると思う。
素晴らしくふまじめなシーナ的文体でおそらくは18~19世紀的な採集旅行を記載する。楽しいが、この家族に心から敬服する。
菌類を研究している筆者がロシアや南極に菌集めに行った体験記。 最初はそこそこのウけようブログ程度なのかとがっかりしたのですが、だんだん普通の本では見聞できないお話がたくさんでてきて楽しかったです。 南極の昭和基地の汚水処理棟で発見した菌を苦心して持ち帰る時のドタバタ(?)に菌への愛があふれていま...続きを読むす。 未知の世界をちょっとだけのぞいてみたい人に。
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