増補 経済学という教養

増補 経済学という教養

825円 (税込)

4pt

3.8

誰しも「経済」と無縁には生きられない。だからこそ、経済学の基本ぐらいは押さえておきたい。経済学の主流たる「新古典派」、これに対抗してきた「マルクス経済学」──。こうした経済学のエッセンスを、数学を一切用いず、分かりやすく解説。新たに書き下ろされた補章では経済成長について再論する。本書は「素人の、素人による、素人のための経済学入門」である。

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増補 経済学という教養 のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ 2011年01月18日

    文系で最も科学的と言われる経済学だが、考え方や処方せんが論者によって真っ向から対立することもしばしば。そんなよくわからない経済学の見取図として、おすすめの良書。

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    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    人文系の人(経済学の素人)が素人のために書いた経済学の本。で個人的には初めての経済学の本。
    自身が素人であることを断った上でどの理論にも依ることなく俯瞰的な立場で経済学を論じる。
    現代思想をメインステージに活動する著者らしいので文章展開もそれらしく教科書的でない風な点で面白く読める。直接の経済学とは...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2013年05月12日

    冒頭で「インフレ」という言葉の解説があったんでかなり易しめなのかと思ったが、そんなことはなく。それなりに経済学をかじってないとしんどいかもしれない。僕はしんどかった。

    しかし主要な経済思想を現状(2000年代中頃あたり?)に当てはめながら考えられるので、教養としては確かに良かった。参考文献をかなり...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2019年04月03日

    本書のテーマは、著者自身によって「素人の、素人による、素人のための経済学入門」と規定されています。その一方で、「あとがき」には、「「マルクス主義」を野辺送りにし、「近代経済学」を肯定し、その上で自由主義と左翼ラディカリズム、そしてポストモダンへの、自分なりのスタンスを定められたように思います」と述べ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2018年07月30日

    稲葉振一郎先生の新刊が出るので再読。「経済学という教養」についてあれこれと書かれている本だが、今から読むにはかなり厳しい本である。第一に、経済学入門としては、あまり筋がいい本とは言えず、これを主流派の経済学入門とするには、かなり厳しい。第二に、元はwebの連載をまとめたもので仕方ないかもしれないが、...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2011年09月21日

    <目次>
    第1章こういう人は、この本を読んでください

    第2章出発点としての「不平等化」問題
    1日本社会の「不平等化」
    2不平等と経済学

    第3章素人の、素人による、素人のための、経済学入門
    1ミクロ経済学ーマクロ経済学への入り口として
    2マクロ経済学
    (1)マクロ経済現象-総需要と物価
    (2)...続きを読む

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