日本いまだ近代国家に非ず

日本いまだ近代国家に非ず

1,672円 (税込)

8pt

4.4

「特捜検察や尖閣問題のデタラメは、なぜ生じるのか?制度だけ輸入し、近代のエートスを知らないからだ。民主主義への無理解が日本を滅ぼすことを完全論証!」偉大な政治家と政治屋との違い。官僚の本質。民主主義のコスト。近代裁判の原則。等など、稀代の大学者が田中角栄を俎上に、解りやすく論じる。

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日本いまだ近代国家に非ず のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ 2016年06月26日

    痛快、死ぬほど面白い。実は旧版『田中角栄の遺言』をずいぶん以前に読んでいたので再読でしたが小室節炸裂で堪能しました。
    日本では田中角栄がブーム(?)のようですが、田中角栄という政治家とは何だったのか?を知るためにはこの本は必読でしょう!

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    Posted by ブクログ 2012年09月17日

    田中角栄の礼賛本。
    現在やここ数年の政府・議会と対比すると、氏の偉大さがわかる。
    愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶというけれど、とくに民主党の執行部、政府首脳は氏に学んだ方がよいと思う。

    「田中角栄が起訴されるや日本国中、有罪確定の空気で満ちていた」とあるが、小沢一郎氏の件と同じだ。マスコミも国...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2012年04月15日

    戦後日本の歩んできた国家観とは何だったのだろうか。

    立法府の人間すなわち政治家が法律を創らず、官僚に操られ。

    司法が堂々と憲法違反をしてしまう。

    国民は”空気”がすべてで、思考を失う。

    日本という国は江戸時代からさほど変わってないのだ。
    ただ近代民主主義という絵の具で上っ面だけを塗っているだ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2016年07月21日

    角栄本でもあるけど、もっと本質的な民主主義入門。
    恥ずかしながら、自由主義と民主主義の違いを知らなかった。

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    Posted by ブクログ 2014年09月11日

    ――――――――――――――――――――――――――――――
    今我々が研究しなければならないのは、魚にとって最も棲み易いのはどの程度の汚れか――これである。最も適した腐敗の度合いを、もっと研究しなければならない。

    例えば、英国が国として一番発達したのは、政治がほどほどに汚れていた時だ。178
    ――...続きを読む

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    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2015年02月11日

    川島武宣の弟子である小室直樹による現在 日本への憂国の書。
    人民を国家権力から守るための「チェック・アンド・バランシズ」のポイントは何か。司法権力による行政権力の抑止である。裁判所こそ、行政権力の恣意から人民(国民)の権利を守る城塞であるからである。
    ~しかし、佐藤優の「国家の罠」ではないが、現状は...続きを読む

    0
    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2012年05月11日

    日本は近代国家ではないというのが持論です。確かに、契約概念を理解出来ていない事や推定無罪の理念を理解出来ていない事はこの国の司法をみれば分かります。

    刑法が殺人を禁じていると思っているあなた、刑事裁判が被告を裁くものだと思っているあなたは、近代の理念、立憲主義を学び直しましょう。

    ただ、死の本は...続きを読む

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