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Posted by ブクログ
1997年の「小室直樹の資本主義原論」と1998年の「日本人のための経済原論」を合本し2015年に再刊行された書籍です。
2冊の合本ということで分量も700ページに及ぶものですが、特に後者の経済原論の方は、いつもながらの小室節炸裂でとても読み応えあり!
本書の冒頭からして「この本の目的は、あなた自身を経済学者にすることにある。エコノミストにすることにある。日本の舵取りたる経済官僚が少しも経済と経済学を理解していないことが明白になった。…」と刺激的な書き出し。
いつもながらの博識で、アダム・スミスやマルクス、ケインズという偉大な経済学者たちを理解するポイントや、オイルショック後の日本経済の構造変化なども解説されており、バブル崩壊直後(1990年代)にして「インフレばかり恐れる官僚たち」と、デフレ対策に有効な対策案を示せない経済官僚を喝破しています。
資本主義の歴史から近代経済学まで、これを読めば確かになんちゃってエコノミストになれたような気がします(笑)
Posted by ブクログ
大学生時の経済学の授業を思い出したような。。。
でも、その時とは違い、仕事で実践を重ねているせいか、より理解出来たきがする。
書の内容は、アベノミクス前の日本が対象の様だったので、多少時代遅れ感はあったが、三大経済学者の考えや、諸悪の根源と論じられている官僚の起源など、歴史・理論の勉強にはなったと思う。
ただ、最後の最後にシュンペーターが出てきて、「これが核心」という様な結論になっているのは如何なものだろう。
結局詰まる所、経済学というのは、後付け理論の研究という域を脱していないのではないかな? 社会の一員として、経済を動かしていかなければならない我々は、実践科学の追求でないといけないなと、改めて感じた。 決して経済学を軽んじている訳ではなく、実践の基礎知識としての経済学は取得しておく事は重要、但しそれを盲信してはならない。
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ビジネス・実用
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