動く標的

動く標的

1,018円 (税込)

5pt

3.0

私立探偵リュー・アーチャーは、石油業界の大物サンプソンの夫人から、消えた夫を捜してほしいという依頼を受けた。ロスアンジェルスの空港からお抱えパイロットをまいて失踪したというのだ。その後、夫人宛に本人の署名入りの手紙が届く。取引きに必要な十万ドルを用意せよと。誘拐か? だとしたら誰がなぜ? 彼の安否は? 怪しげな聖人、往年の映画女優、ピアノ弾きの女、バー経営者らとの関係は? 連続する殺人事件は何を語る? マーロウ、スペイドとともにハードボイルド史上不滅の探偵リュー・アーチャー初登場の記念碑的名作、新訳版。/解説=柿沼瑛子

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動く標的 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2024年02月24日

    アメリカの作家ロス・マクドナルドの長篇ミステリ作品『動く標的 【新訳版】(原題:The Moving Target)』を読みました。
    ここのところミステリ小説はアメリカの作家の作品が続いています。

    -----story-------------
    私立探偵リュー・アーチャー初登場の記念碑的名作を新訳...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2021年06月23日

    シリーズ十二作目「さむけ」で私のハードボイルド熱を再燃させた<リュウ・アーチャーシリーズ>の記念すべき第一作目。しかも、田口俊樹氏による新訳版である。錯綜した人間関係はこのジャンルのお家芸と言えるが、今作の筋書き自体はそこまで複雑ではない。作風はチャンドラーの模倣を抜け出せておらず、若き日のアーチャ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2019年06月09日

    旧訳で読んでいるので再読なのだが、内容をほぼ覚えていなかったので新鮮に読めた。リューアーチャーの初出の作品だけあって、シリーズを通して記憶している印象と違い、良く動くし良く喋り、まるでフィリップマーロウのよう。ストーリーの切れ味も全体的に若い感じが否めない。

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    Posted by ブクログ 2018年05月03日

    ハメット、チャンドラーの後継者と呼ばれたロス・マクドナルドの手になるロスアンジェルスの私立探偵リュー・アーチャーが活躍するシリーズ物の第一作。何十年も前に訳されたハードボイルド小説の新訳である。どうして今頃になってと思うのだが、村上春樹の新訳が出たことでチャンドラーを読み返すことになった。新訳と旧訳...続きを読む

    0
    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2023年04月28日

    リュウ・アーチャーのデビュー作ということで、他のアーチャーシリーズと比べると、まだまだ出来はいまひとつというところです。
    でも、この作品には解説でも、書かれているように、「閉塞感の中にも、風が吹いているような、前方が開けているようスピード感が」あります。

    「今はどこにいるの?」
    「サンタテレサの死...続きを読む

    0

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