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Posted by ブクログ
自傷行為を見ているような痛ましい気持ちになったり、他人事とは思えないほど共感してしまったり、かと思えば大声でゲラゲラ笑ったりしました。他人から傷つけられ、自分で自分を傷つけ、傷つきぬいた半生が、哀しくも美しい文章で綴られています。少年アヤちゃん、すごいなあ。
劣等感にがんじがらめになって身動き取れなくなって、正しくて美しい人を憎まなければならなかった、憎まずにはいられなかった気持ちは、私にも少しわかる気がする。特に初めて新宿2丁目に行くときの「恋愛市場で品定めされる恐怖」を巧みに表現していたくだりは、共感で胸が痛くなった。
私はアイドルではなくアニメオタクですが、自分の中に湧き上がってくる衝動の理由を突き止めるのは、恐ろしい。残酷なまでに自分を分析して、洗いざらい文章という見える形に変える作業は、気の遠くなるような精神力が必要だっただろう。こんな魂けずって作られた本を1400円ぽっちで手に入れた私は、これを、単なる消費にしてはいけないと思った。だからと言って具体的に何すればいいのかはわからないけど。
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