アウシュヴィッツの図書係

アウシュヴィッツの図書係

小説・文芸
2,178円 (税込)

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アウシュヴィッツ強制収容所に、囚人たちによってひっそりと作られた“学校”。ここには8冊だけの秘密の“図書館”がある。図書係に指名されたのは14歳の少女ディタ。本の所持が禁じられているなか、少女は命の危険も顧みず、服の下に本を隠し持つ。収容所という地獄にあって、ディタは屈しない。本を愛する少女の生きる強さ、彼女をめぐるユダヤ人の人々の生き様を、モデルとなった実在の人物へのインタビューと取材から描いた、事実に基づく物語。感涙必至の大作!

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  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 海外小説
  • 出版社
    :
    集英社
  • 掲載誌・レーベル
    :
    集英社文芸単行本
  • タイトル
    :
    アウシュヴィッツの図書係
  • タイトルID
    :
    486387
  • ページ数
    :
    448ページ
  • 電子版発売日
    :
    2017年12月22日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    1MB

閲覧環境

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アウシュヴィッツの図書係 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    この本を、もう一度読み直せと言われても、できないかもしれない。
    それほど壮絶で生々しく、残酷な時代の出来事が綴られていました。
    今日は生きられても明日生きていられるか分からない、そんな状況に置かれた収容者の一人である少女エディタが、命懸けで愛し、守り抜いた数冊の本。
    やむを得ずその場を離れることになった時に本を愛でていた様子や、そこからの苦難の時を本の記憶を一つの糧として生き抜いた少女の姿に、様々な意味のこもった涙が溢れてしかたなかった。

    0
    2026年10月04日

    Posted by ブクログ

    ただユダヤ人に生まれたと言うだけで人間の尊厳を踏み躙られた人々の、どんな地獄にあっても人間らしく生きようと立ち向かって行く様を見て、今生きている現実が如何に恵まれており、心が病む程嫌だなと思っていることが如何に瑣末なものであるかを思い知った。本や歌、絵といった芸術はどんな環境の人にも届き、生きる糧となるのだ。自分もこの本に励まされた。二度とこのようなことが繰り返されない世界になればと願うばかりだが、当事者の感情的には、許せなく、繰り返してしまうのもわかるので、やるせない。

    0
    2026年09月20日

    Posted by ブクログ

    読めない言葉で書いてあっても、本があるというだけでら幸せになれるディタ。本を開けば、そこから別世界へ飛び立てる。壊れかけた表紙、ボロボロのページをていねいになでて、修復するディタの姿に、胸がいっぱいになった。
    本は、自分を現実から逃がしてくれるものであり、また自分を現実の問題に直面させてくれるものでもある。優しく、「大丈夫。」と言ってくれる本もあり、「それじゃやばくない?」と言ってくれる本もある。本と語り合うことが、人生を豊かにしてくれる。それだけは間違いない!

    0
    2026年04月29日

    Posted by ブクログ

    あとがきで、実話をもとにした作品だと知り驚く。
    アウシュビッツでの描写は悲惨だが、終戦直前の捕虜の扱い、チフス・コレラ・栄養失調のなかで働かさせる過酷さ、不衛生極まりない絶望的環境は、満州鉄道のため日本軍に働かされていた捕虜を描いた作品「おくのほそ道」でもほとんど同じような描写があった。アウシュビッツが大量殺戮工場として特異な存在であったことは事実だが、戦争の行き着く先はいつも同じ光景、同じ地獄なのだと改めて思い知らされた。
    主人公の少女が発刊当時まだ存命で(もしかしたら今も)作家と直接会っていることにも驚いた。これは過去の話ではないのだ。
    ヒルシュについての真実(?)が明かされたこと、ナチス側の人々のその後についてもあとがきにまとめられており、現実に起こったことだという認識を重ねて感じられた。
    ストーリーテリング、臨場感のある描写、読み応え、全て揃っており、引き込まれるようにして二日で読み終えた。

    0
    2026年03月07日

    Posted by ブクログ

    第二次世界大戦中、アウシュビッツに送られたユダヤ人少女の実話をもとにした物語。アウシュビッツに家族収容所があったことや、そこでフレディ・ヒルシュの秘密の学校があったことなど、何も知らなかった。ホロコースト関連のものを読む時はいつもそうだけど、読んでいる間はずっと動悸がし続けていて、とても辛い。

    ホロコーストの物語を読むといつも辛く悲しくなり、そして今のイスラエルの状況を見てまた悲しくなる。どうして世の中はこんな風なんだろう。

    0
    2026年01月10日

    Posted by ブクログ

    事実を元にしたアウシュビッツでの非常に読みやすいフィクション まず、全体的にグロい表記があまりないので読みやすく、アウシュビッツおよび他の収容所の記載があるので、当時アウシュビッツだけでなく、どんなに酷い状況だったのかがわかる。事実に基づいて執筆されたフィクションなので非常に読みがいがある。
    そしてそんな過酷な日々に少しでも現実逃避が叶うのは本、であったと。本は夢を見させてくれる。照らしてくれる。どこへでもゆける。まさにそうだと思う。

    0
    2026年03月14日

    Posted by ブクログ

    実話をもとにしたフィクション。だが、ほぼノンフィクションに近いと思う。

    辛く悲しい気持ちで読み進めたが、これは人類である以上、知るべき内容だと思う。

    知ることしかできないということは、知ることならできるということ。

    まずは知ることから。

    0
    2023年11月03日

    Posted by ブクログ

    あれれ。感想書くの忘れてた。
    アウシュアヴィッツの悲惨さは伝わってくれけど、本作主人公は其れを乗り越えて生き残った人。
    感動します。読み終わって3ヶ月も経つと流石に文章がうかんでこない。失礼しました。

    0
    2022年08月12日

    Posted by ブクログ

    実話を基にした お話です。
    アウシュヴィッツから 生きて出られるという奇跡
    そして アウシュヴィッツで 正気を保てたのは
    本という 心の支えがあったから・・・・

    当時 本は 回収されてしまっていたけど
    必死になって 隠し持っていた
    よれよれになってしまった本が
    子供たちにとって 笑いや 感動を与えてくれた・・・・

    アウシュヴィッツについての本では
    以前読んだ 夜と霧でも そうでしたけど
    生き残るには 心が大事でした。
    食べるものがなく 病気が蔓延している中で
    生きていくのは どれだけ 大変なのか 想像もできませんが 本を読む事で 少しでも 悲惨な事を 理解できます。

    この本は 夜と霧よりも 読みやすいので
    多くの人にも読んでもらいたいと思いました。

    0
    2022年07月06日

    Posted by ブクログ

    アウシュヴィッツには生半可な気持ちで行ってはいけない。昔、ポーランドに旅行する際に読んだガイドブックにそう書かれていたことを思い出した。

    実話に基づいたフィクション。だけど真実が垣間見える。読んでいた沸き起こった感情や情景。作中にもあるように、「本は別の世界へ連れてってくれる。」そう、知らなかった世界へ。

    戦争は人の心を蝕む。それでも本はどんな地獄でも希望の種になる。本当に勇気ある人は怖がる人。心強いユダヤ人リーダー、フレディ・ヒルシュはどれだけの人を救ったか。そして図書係エディタ。今も彼の意志を引き継いでいることは十分伝わる。

    この本読むと杉原千畝のやったことがいかに神がかりであるかを実感する。

    あんな狂気の世界を二度と作ってはいけない。

    0
    2022年02月15日

アウシュヴィッツの図書係 の詳細情報

  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 海外小説
  • 出版社
    :
    集英社
  • 掲載誌・レーベル
    :
    集英社文芸単行本
  • タイトル
    :
    アウシュヴィッツの図書係
  • タイトルID
    :
    486387
  • ページ数
    :
    448ページ
  • 電子版発売日
    :
    2017年12月22日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    1MB

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