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面白く読みやすいです
コメディー場面が比較的多めで面白くサクサク読めました
特に武蔵がいい味出してます
歴史の勉強の糸口にもなるのでいつも安彦作品は参考になります
興味深いテーマではある
ご存知、「ガンダム」のキャラクターデザインをしていた安彦良和のマンガ作品。
本作は「月刊COMICリュウ」にて2006年11月号~2012年9月号まで不定期に連載されたもの。
代表作とも言える「機動戦士ガンダム THE ORIGIN」の連載が「ガンダムエース」2001年6月号~2011年8月号なので、時期がほぼ被っている。
THE ORIGINのオデッサ編開始となる15巻の発売が2007年5月なので、ほぼその頃から本作の連載が並行して始まったということだろう。
一方、1巻の巻末マンガなどを見ると、本作の構想自体は1990年代後半からあった様子。
(この巻末マンガの執筆が2008年秋、そこから「十年余り前」に平戸に取材に行っている)
で、その内容だが、まず絵のタッチは歴史ものとSFものの違いもあってか、「THE ORIGIN」とはやや異なるもの。
もちろん、基本的なキャラデザインや線の多い絵は同じではあるが、むしろ「THE ORIGIN」より自由に描いている感はある。
ストーリーは冒頭が島原の乱の終結時、その後は台湾へと舞台が移る。
主人公は、平戸藩3代藩主松浦隆信の庶子を名乗る人物。
松浦隆信(3代前にも同名の有名な人物がいるので注意)は1592年~1637年の人物であり、1637年の島原の乱の時に息子が若者という設定は合う。
脇を固めるのは、島原の乱の首領とされる天草四郎と三浦按針の息子と名乗る外国人の2人。
天草四郎は1621年生まれで島原の乱当時で15歳、鄭成功は1624年生まれとされるので、これも年齢的にはほぼ合う。
日本ではなじみが薄いが、鄭成功と言えば反清を掲げた台湾の主となる人物。
当時の東アジアと欧州との繋がりを上手く題材にしたところは非常におもしろい。
惜しむらくは休載がちであり、またこれだけの物語でありながらも全4巻で終わってしまったところ。
これは前半は「THE ORIGIN」が忙しすぎ、後半は既に次回作の「天の血脈」の連載と被り、本作終了頃にはさらに「ヤマトタケル」の連載もスタートして本作に掛ける労力が削がれてしまったのだろうか?
もっとじっくり読みたかったテーマではある。
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少年・青年マンガ
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