雪豹公爵としっぽの約束

成瀬かの / みずかねりょう

唯一の取り柄である魔法で花を作る力で花屋を始めるため、帝都に赴いた半人半獣の千歳。当座の収入のため、化け物が出ると噂の大豪邸の管理人を依頼されるが、不思議な気配を感じていたある日、屋敷の中に希少種といわれる美しい雪豹を発見する。嬉しくて餌付けしているうちに懐かれた千歳だが、思いがけず千歳の発情期が始まってしまう。すると「おまえをつがいにしてやってもいい」と突然雪豹が求愛し始め、さらに千歳の精液を摂取した途端、麗しい貴族姿に変身して…！？

• カテゴリ: BL
• ジャンル: BL小説
• 出版社: KADOKAWA
• 掲載誌・レーベル: 角川ルビー文庫
• 電子版発売日: 2017年10月01日
• コンテンツ形式: EPUB
• サイズ(目安): 4MB

[1000マイル · ★★★★★]

面白かったです。
楼嵐が、カッコいいのに可愛くて、そのうえ男前だなんて めちゃくちゃ贅沢な物件なのに、なかなか落ちない千歳にヤキモキ！千歳はかなりこじらせてて頑固だけど、ウブエロな美人でこっちもやることがすごく可愛い。この組み合わせがなかなかツボで、更にみずかね先生の最強のイラストで10倍増しで萌えまくりでした。
世界観が、和洋混ぜ合わさった感じで面白い。天幕ベッドで寝間着は浴衣、みたいな。好きです。

＃癒やされる ＃萌え

[青いピート · ★★★★★]

冬にもふもふは最高です。

物語の世界観が素敵。冬の帝都の描写、市場の獣々、お屋敷の様子。大正時代をモチーフに描いたということですが、不遇な境遇の千歳が苦労の中に小さな幸せを見つけながらそこで生きようと頑張る姿には、彼に幸せになってもらいたい、もっともふもふさせてやりたいって思わずにはいられません。期待通りそうなって良かったとしみじみしました。千歳の使う魔法についても最後により良い方向へ解決できて良かったです。
楼蘭にはもう少し大人っぽくしてて欲しいかなということと、帝都や市場や物語の背景についてもう少し詳しく描写があると良かったなあと思いました。

[みずたまーち · ★★★★☆]

かわいい

見えない物の怪に律儀に挨拶する受けもかわいいし、
獣姿で神棚のお供えを一生懸命食べようとしている攻めもかわいい！

さすがに受けがまたお屋敷に戻ってきた偶然はご都合主義に思いますが、そこはご愛嬌。
とにかくかわいいオンパレードです