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Posted by ブクログ
日本という国に恋をした。
そんな著者がフランスと日本の違いを赤裸々に、そしてスバっと踏み込んだのがこの本。
まずなにより先に思うのが著者の日本語レベルの高さ。
大人になってから日本に来て、覚えたとは思えないレベルなのだ。
読みやすく、それでいて主張もハッキリとしている。
さすが大手通信社で働いているだけある。
また、「フランス人」としての彼女の目線も面白い。
以前北欧女子・オーサさんの漫画も読んだが、ここに注目するのか!!という所がおさえられていて興味深いものである。
なるほど、と感心したのがフランス人の結婚観。籍を入れることが最終目標ではない彼らにとって、日本人の「結婚した」という実績・世間の目を気にする姿は考えられないのだろう。
文化間の価値観の違いって本当におもしろい。
どちらかが正しいのではなく、重要視する所が違うだけ。
それを排他的に見るのではなく、理解を深めて受容していくことが必要なのだろうと思う。
「フランス」というと、どうしても自分の中でパリジェンヌ、ハイソでかっこいいエレガントな人をイメージしてしまう。
でもそれって、日本をサムライが闊歩している様を想像するのと似ていて、ステレオタイプでしかない。
実際のフランスに行ったり、フランスの方から話を聞いたり、生の声を聞いていくことで、イメージを払拭したい。
日本のいい所も悪い所も客観視されていて、面白かった!
Posted by ブクログ
じゃんぽ〜る西さんの愛読者なので、お馴染みカリンさん(今回の表記はカレンじゃないの!?)
日々の生活をコミックエッセイの方でも拝読しているので、そうは言ってもカリンさんは凄まじく働き者で、過労で倒れたことまであると知っているので、いろいろ差し引いて読んだりもしつつ。
フランス人の、他人と気軽にコミュニケーションとる生活の方が人間味があって良いなぁという気持ちと、とはいえ私も日本育ちなので「行く場所行く場所で話しかけられたらそれはそれで面倒かも…」という気持ちも。
パーティーにはカップル同伴が当たり前というのも、おひとり様迫害では?という気もするし。でもこの「ひとりが気楽」という感覚がフランス人には薄いからこそ、恋愛至上主義な傾向になるのかな。
日本には対人のマニュアルまで溢れていて、人は皆異なる存在なのにすべてマニュアル対応しようとするのはおかしいという旨の指摘にハッとする。そりゃそうだ…!
しかしフランス人は巷の人とのコミュニケーションは得意なのに、どうして客商売となると途端に冷淡になるんだろう?ふしぎ。
Posted by ブクログ
日本とフランスの習慣や文化の違いについて、バックグラウンドも含めてよくわかった。日本人はディベートが苦手、小学校も高学年となると自分の意見をなかなか述べなくなるという印象がある。しかも、政治について友人と熱く議論を交わす事は私はほとんどない。フランス人はひとたび友達が集まって食事をすれば、話題は自然と政治のことになる。お互いに激しく意見をぶつけあって、言いくるめられたり、言いくるめられたりするのを楽しんでいる。そうやって議論をするのが大好きなフランス人。10代の頃から政治について身近な人間と語り合うのが普通なのだ。大統領選が全国民投票制というのも関係あるのかも。
議論をする際は、まずは他者の文化や習慣に理解と寛容さを示す、歴史的なバックグラウンドを尊重することを決して忘れないことが大切。
デモも頻繁に行われる。参加自体が、フランスにとっては特別でも何でもない。日常の景色の一部。
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