「戦後再発見」双書5 「日米合同委員会」の研究 謎の権力構造の正体に迫る

「戦後再発見」双書5 「日米合同委員会」の研究 謎の権力構造の正体に迫る

1,650円 (税込)

8pt

4.7

日本の超エリート官僚と在日米軍の軍人たちが毎月2度行う秘密の会議「日米合同委員会」。そこで合意された取り決めは日本の法律・憲法よりも、強い効力をもっている。しかし、軍事、外交、司法のさまざまな側面で、日本の主権を侵害し続けるその協議の内容は厚い秘密のベールに包まれ、ほとんど公表されることがない。米外交官から見ても「きわめて異常」と評されるその驚くべき実態に、第一人者の大宅賞作家、吉田敏浩がせまる。第60回日本ジャーナリスト会議賞受賞。

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「戦後再発見」双書5 「日米合同委員会」の研究 謎の権力構造の正体に迫る のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    日米合同委員会で決定された数々の不平等密約は、安保条約により、アメリカが日本を防衛してやるのだから、米軍関係者が日本で事件・事故を起こしても、不問に付せよ、という文脈が成立しそうである。

    外務省は、日本国民よりも、米軍に優遇権利を図ろうと仕事をしている。こんな状態で、わが国が主権在民国家とはとても

    0
    2025年09月13日

    Posted by ブクログ

    陰謀論などでなく、淡々と事実の積み重ねで、日本がどれほどアメリカに牛耳られているか分かる本。読みすすめるほどに胸が苦しくなるが、日本のおかれている現在地がよく分かる本。

    0
    2025年07月08日

    Posted by ブクログ

    日本における米軍の法的な地位を定めた「日米地位協定」という協定が存在する。対日講和条約や日米安保条約とあいまって、米軍が占領時代に有した特権(基地使用など)を引き続き保障している。日米地位協定の第25条に基づいて権利の内容などを競技する機関が日米合同委員会である。

    日米合同委員会での①協議は密室で

    0
    2021年06月29日

    Posted by ブクログ

    なかなか一般国民には見えない日米の各種密約を丁寧に実証している。ただ、丁寧な分だけ文章が読みにくくなっているのは残念。その点でマイナス1。

    0
    2017年09月09日

    Posted by ブクログ

    日米合同委員会の研究 吉田敏浩 創元社

    日本の独立国は建前であり
国民を騙すための嘘と秘密で塗り固められた
実質未だにアメリカ軍による日本の官僚を傀儡とする
占領状態であることを暴いた本である

    この本は研究者による専門書に近いものであるが
国民の暮しにとって最も根幹となる憲法と法律を差し置き

    0
    2017年06月27日

    Posted by ブクログ

    日米合同委員会って言う言葉しか知らなかったので読んでみました。
    自分には難しかった。

    敗戦国の日本は、戦後ずーっとアメリカに首絞められてるのか・・・。
    毎月1回、会議という監視をされてる状態なのかな。

    アメリカの首絞めがキツくて中国・朝鮮に少し寄ったら、
    今度は中国・朝鮮に喰われそうになってるの

    0
    2025年08月27日

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