クールな公爵様のゆゆしき恋情

吉澤紗矢

辺境伯令嬢のラウラは、幼なじみであるベルハイム王国第二王太子のアレクセイと結婚することが決まっていた。しかし、政略結婚だから彼は自分のことを愛していないのではと不安に思ったラウラは、一方的に婚約を解消。しばらく実家に引きこもっていると、ある日新たな婚約の話が舞い込んでくる。相手は顔も名前も知らない公爵様。アレクセイのことを忘れようと、ラウラは結婚の話を受けようとするが…なんと公爵様の正体は、王太子のアレクセイで!?

• カテゴリ: ライトノベル
• ジャンル: 女性向けライトノベル
• 出版社: スターツ出版
• 掲載誌・レーベル: マカロン文庫
• シリーズ: クールな公爵様のゆゆしき恋情シリーズ
• 電子版発売日: 2017年06月08日
• コンテンツ形式: EPUB
• サイズ(目安): 2MB

[ゆうな · ★★★☆☆]

思っていたよりは面白かった

表紙のイラストに惹かれたが，他サイトでの口コミ評価が散々だったので，半額セール時にさらに20%OFFクーポン使って捨て金覚悟で購入(試し読みの続きが気になったので)。事前にネタバレ感想を読みまくり，思いきりハードル下げていたせいか，ヒーローのふざけた悪行が予想していたほど気にならなかった(笑)
ちゃんと反省と謝罪があったし，誤解がとけたあとはデレがあったので楽しめた。

なお，続巻がでていますが，私は２巻のほうがヒーローへの不信感と苛立たしさがひどくてダメでした。２巻のヒーローの無神経さに呆れ果てました。

[たけのこ · ★★★★★]

ヒーローの嫉妬が原因

ヒロインが辛い思いをしてきたのはヒーローの嫉妬が原因かと思ったら、真実がわかるまでの３年間は長いなー(泣)。ヒロインが先に心を開かなかったらもしかしたらこの先もヒーローの気持ちはヒロインに伝わらないままだったかもしれない。ヒーローもなかなか素直になれず苦しかったのはわからないでもないけど、それだけヒーローはヒロインを愛し過ぎてしまっていたと思えば最後ハッピーエンドで良かったと思いました。
個人的にはリュシオンと結ばれても良かったな（笑）

[c · ★★★★☆]

良かったです。

両思いなのに嫉妬でヒロインを傷つけちゃうヒーロー。ヒロインは嫌われてると思って婚約破棄しちゃうけど、ヒーローが別の爵位になって再度婚約。
両片思いな感じがもどかしいけど楽しかったです。
最後は無事に誤解も解けて甘いですがお話は結婚式で終了。もっと先の初夜とかその後の話とかが読みたかったなと思いました。
続きでないかなぁ…

[あ · ★★☆☆☆]

うーん…

この界隈ではよくある思い込みによるすれ違いか～～～と思いながら読んでいましたが、アレク様がラウラに冷たくしてた理由を知ってえっ…となり、ラウラもラウラでそれで許してしまうのか…と。正直、ありきたりだった感は否めないです。個人的に結構好きな性格のふたりだっただけに、もうちょい工夫してほしかったかな…。いまTL小説いっぱいあるから新しい話を考えるの大変そうだけど新鮮さがないとまたかって思ってしまう。
それとこの手の小説でえろはいちばん重要だと思うのですが、TLなのにえろ要素ゼロでキョトン顔になりました。キスだけ！？ナンデ！？
びっくりして思わずジャンル確認してしまった。だからえろを求めて買うとガッカリします。というかTL小説はえろありきだと思ってたのですがほんとにどういうことなんでしょう…？この本じゃないですが、ちょっと前に、あるTL本のレビューでTL分類なのにそういう行為ゼロだったってやつ見たことあるんですよね…。TLってガッツリ目のえろ描写があるからTLなのでは…？最後まで読んで、えええこれラノベでは…って思いました。と、長々と書きましたが、おまえどんだけえろ求めてるんだよ！？って思わないでほしい。だってさ、最初からある前提で読んでるんだよ。許して。
お話的にはまとまってることはまとまってるのですが、わたしはモヤッとしました。
さっきも書いたけど新鮮さがない。この一言につきる。

[koa · ★★☆☆☆]

ヒーローが酷い

両片想いものですが、ヒロインはともかくヒーローが酷い。

誤解による嫉妬故が原因だったとしても、何年にも渡って婚約者だったヒロインに冷たくあたり、当て付けるように他の令嬢といちゃつく必要性が感じられません。

ようやく自分の想いを断ち切って婚約解消し領地に戻ったヒロインを追いかけ、何とか再び婚約したヒーローですが、性懲りもなく嫉妬する姿にあまり魅力を感じませんでした。

お兄様も品がないようですし、彼ら身分の高い貴公子より騎士の方が数段良い男でした。