Posted by ブクログ
2010年06月20日
人気作家様である野梨原花南先生の中でも傑作なのに、現在比較的入手困難な1冊です。
ノベライズなど除き今作以外で見れない木下さくら先生の挿絵が絶品すぎるので(今でも文庫の挿絵という意味で1番好きかもしれない)、それだけでもオススメです(オイ)。
今中古なら簡単に入手出来ますが(しかも2パターン。元々今...続きを読むは無き「スーパーファンタジー文庫」から出たものであり、紹介のものはコバルト移行版。旧版は本文が若干と挿絵が違います。旧版は未所持)、再販されてもいいのになぁ。
てか続きが見れると凄く嬉しいかもしれないが、木下先生挿絵は難しいか;;
と、本文も非常に良い。
野梨原先生は単発というか1巻完結のほうが面白いと思います。
1話完結の刑事ドラマ(日本物+海外物)のような感じで、軽快に起承転結します。
2000年発売ですが、当時も1回読んでいたのですが大筋はすっかり忘れていたので(笑)、新しく読めました。
…て大筋の大オチはしっかり覚えていたのですが(^_^.)
今続編?の「あきらめろ!」も所持なのでこっちも読むつもりです。